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作品番号:13090
眠る星
カテゴリー
純文学
状況
完結
連載回数
1
連載開始日時
2021/02/16(Tue) 07:54
更新日時
2021/02/16(Tue) 08:17
あらすじ
巨大彗星が発見された。そのニュースは瞬く間に世界中を駆け巡り、沸き立っていた。そして、新しく発見された彗星の分析が始まる。
直径数十キロメートルの巨大彗星は、青球と軌道が交差する50年後に最接近すると予測された。
接近の限界を突破することで彗星の核が破壊されと多量の揮発性ガスが放出され、青球に多大な災害がもたらされるかもしれない。あるいは、他天体との重力相互作用によって軌道が変化して青球に衝突すること事も考えられる。
巨大彗星との衝突が回避できなければ、青球は気象変動により氷河期が訪れる事は間違いない。そして軌道修正ができなければ大国による核兵器使用が待っている。また、現存する核兵器と原子力発電所の爆発で、地上には住めなくなるのか。人間は、たった70年でこんな世界にしてしまったのだった。
ビッグバンが起こった46億年前から、300万年前の人類の祖先が出現した遠い過去の歴史と同じぐらいかけて、眠る青球から何十万年いや何百万年かけて地上へ戻ってこられるのか。
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