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作品番号:13056 太陽の叫び
カテゴリー 純文学 状況 完結 連載回数 1
連載開始日時 2020/11/16(Mon) 12:13 更新日時 2020/11/16(Mon) 12:38
あらすじ 石油争奪戦に触発されて、1991年6月に執筆しました。

  昔はエネルギーを大切に使っていました。
  小学校では、日直が石炭当番。
  家庭では、子供たちが大鋸屑当番。
  輝子の祖父は、燃料確保を日課としていました。
  幼い輝子は、ソ連の史上初の有人宇宙船「ボストーク一号」に 夢を膨らませました。
  輝子を大学進学へ駆り立てたのは、アメリカの「アポロ11  号」の月面着陸でした。
  そして、輝子は筑波研究学園都市に住み、大学で太陽光エネル ギーの研究をしています。
  そんな研究の傍ら、『太陽の叫び』を聞いていました。

  あれから30年、『太陽の叫び』は届かなかった。戦争でもな く、テロでもなく、原子力発電所がもろくも、破壊されてしまい ました。
  2011年3月11日午後2時46分ごろ宮城県牡鹿半島の東 南東約130キロ、深さ約24キロ、地震の規模はマグニチュー ド9.0の東北地方太平洋沖地震が発生し、東日本に未曾有の大 災害がもたらされたのでした。

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