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作品番号:10197
生命のキャンドルが燃え尽きぬうちに
カテゴリー
純文学
状況
完結
連載回数
13
連載開始日時
2007/04/15(Sun) 12:58
更新日時
2007/06/22(Fri) 13:55
あらすじ
猛暑の午後、花城が書斎で執筆中がたりと物音がした。勝手口に出てみると妻の絹子が倒れこんでいた。彼は絹子をベットにはこんだ。その翌朝、絹子が看護師長として勤務するA大学病院に入院。内視鏡検査で膵臓癌と判明したが船山教授はオペ不能であと3ヶ月の命という。法律事務所を閉じて絹子の介護に専念した花城は弁護士仲間から癌情報を集め名医のいるB大学病院に絹子を転入院させる。胃カメラ、CT、アンギオ、肺機能テストなど検査を迅速になし、オペの条件は整備、花城はオペ承諾書にサインした。主治医の植村教授によれば胃は3分の2、総胆管、胆嚢の全部、膵臓と十二指腸の乳頭部と内臓の5箇所をカットし全体を吻合し縫合するとう。7人の医師団による7時間にわたる「複数臓器の同時オペ」だ。いよいよオペは決行された。絹子はICUに収容された。花城は3日3晩付き添った。絹子はオペ後3つの険しい峠を超え10ヶ月ぶりに帰宅した。生命のキャンドルが燃え尽きぬうちに手を打ったので絹子は救われた。花城は温室の中で洋ランに霧を拭きながらぽつりと呟いた。
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