あらすじ
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時代はずーっと昔。 まだ不思議なことが当たり前だったころの話。 まだ神と人間がお茶を楽しんでいたころの話。 まだはっきりとした理想を人間がもつ前の話。 季節は・・・冬。 人間海が静かで天海の神々や天使にとってはパーティーや行事で忙しい時期だ。子供にとっては相手にしてもらえず暇な時期でもあった。そういう時は朝から海岸へ行くのが一番!天海に行きつく前に壊れた神への貢物や果物、おもしろい形をしたものが沢山あったのだ。 「私はフェイ。」 私は何時も大人たちだけでなく皆に注意されてばかりだった。少しでも横着をすると叱られたのだ。おかげで自分はいつも損してばかりでいつもいつ、もついていなかった! あの日も今回の主人公の子供にしては少し大きな天使の子共「フェイ」が朝ご飯を漁っていた。あんなものを拾っていい気にならなければ、周りのいうことを聞いていれば何時までも温かくて幸せな天海にいられたのに・・・。
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