あらすじ
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青野清三には二人の倅がいた、二男の光一は後妻の早苗に言い寄られ家を出る。 中目黒のアパートで一人暮らしをしていた光一は、月二回銀座のバー・エリナに通うのを楽しみにしていた。和服姿のママ江里子が亡き母の面影に似ており、光一の勤務する丸三商会が所属する三田グループの会長佐々正二の娘と知らずに惚れてしまう。其の江里子に依って会長と知り合うが、三田コンチェルの御曹司がサブプライムローン問題で引き起こす不祥事の始末をさせられる。売り屋では野川証券一と云われている水野の指導を受け命懸けの大勝負をやる事と成る。株は買う事から始まるのだが売り方の神様水野は光一に売りを教えへ実行させる。短期間で大成功を納め、其の道に自分の将来をと考えるが、会長に諭され商社マンとして普通のサラリーマンを選ぶ。 結果、光一は会長の娘江里子と結ばれハッピーエンドと成る。
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