あらすじ
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黒龍、それは肉であれば全てを貪り食い尽くす貪欲な邪悪なるドラゴン、そして同時に人間の肉を好んで捕食した。
他の種族の魔物はもちろんだがドラゴンにも性別はある、しかしこの黒龍だけは異型で単性生物とし、雄しか存在しなかった。
どのように繁殖するのか、感情はあるのか、魔力はあるのか、ほとんどが謎に包まれている研究対象ともされている危険な生物。
そんな危険な生物とわかっていながらも一人の少年はその存在と触れ合った。両親がいなかった少年はさみしさを紛らわすための存在としてそれを飼うことを決意した。
【影】と呼ばれる魔法を操る際に用いる魔力とは違う能力を持った少年はそれが原因で親から捨てられたのだった。
暗い雰囲気漂う現代風異世界ファンタジー
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