あらすじ
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生後三カ月で孤児院に捨てられ、五歳の頃からスリングショットにのめり込み、現在一八歳の女子高校生となった、神技のような腕前を持つ司一十三。一方、橘百貨店グループの跡取り娘として何不自由なく育てられ、容姿端麗、成績優秀、性格良好のスーパーモデルの橘葉子、一八歳。 境遇が正反対の司一十三と橘葉子は、誘拐事件をきっかけに、一十三が葉子をスリングショットで助けたことで、二人は大親友となる。次々と現れる強敵と闘いながら、一十三は自分の前世の記憶が蘇り、スリングショットだけでなく、格闘技にも目覚めていく。 一方で、ヤクザと中国マフィアと巨大病院の結託により、臓器移植ビジネスが動き出す。その中で、暗躍する伝説の殺し屋『雹』。そして、雹を止めようとする、特殊精神訓練棟の、霊能力者達。 その霊能力者達の師匠二人に、神託が降りる。『次に特殊精神訓練棟に来る若き狩人が、魔王を打ち滅ぼすであろう』と。 その若き狩人が、司一十三のことだった。
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