あらすじ
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保科紫音(ほしなしおん)は桜泉女学院高等部の一年生。 父の銀之助は株式会社ズィルバーンの社長、母みどりは水彩画をたしなむ専業主婦、長兄の碧斗(あおと)はズィルバーンの課長で結婚間近、次兄の紅葉(くれは)は大学生。 ある日紫音は帰り道に襲われそうになり、森宮遥(もりみやはるか)という弁護士に助けられる。 同じ日、紅葉は別れた恋人から妊娠を告げられる。 この日を境に、保科家の日常は歪み始める――。
★ミステリーに分類しましたが、トリックや謎解きはありません。サスペンスというのが適切ではないかと思います。 ★作中の法律に関する記述は、作者が法律事務所の事務をしていた時の経験と調べられる範囲での専門家の意見に基づくものです。必ずしも正しいとは限らないので、ご了承ください。
※2013年4月に執筆。
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