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あらすじ
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ネットサーフィンが大好きな中学二年の田所佐智子は、サラリーマンの父と料理好きな母を持つ平凡だが暖かい家庭で幸せに暮らしている。 ある日、父が珍しく早く帰宅し久々の三人そろっての夕食。父の言葉「佐智子、野菜スープは残さずに食べなさい」・・・この夕食風景と寸分違わぬ風景を、佐智子は以前にも見た。初めての不思議な感覚に戸惑った佐智子は、父からデジャブー(既知夢)のこと聞く。 部屋に戻り、ネット占いで、その日に終わった試験の結果を占うが、結果は奇妙な答えだった。 翌日、クラスメートの香織が原因不明の飛び降り自殺をしたことを聞く。成績トップの香織だったが、クラスの誰からも愛される優しい性格の持ち主だった。突然の香織の死でクラスは悲しみに包まれるが、担任の大森先生の意見で、全員による香織へのお別れのメッセージをしたためることにした。 お通夜の晩、二度目のデジャブーが佐智子を襲った。そして、これから色紙に書こうとした自分の香織へのお別れのメッセージが、すでに書かれているのを見た佐智子は、自分に起きているのが、ただのデジャブーではないことに気づく。
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