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宮本野熊さんの作品一覧

以下の9件が登録されています。
作品番号:12410 ルーザーズ ハイ
作者 宮本野熊 (ID:12055)
カテゴリー 純文学 状況 連載中 連載回数 21
連載開始日時 2012/04/22(Sun) 23:52 更新日時 2012/09/10(Mon) 23:49 
あらすじ  杉本猛は、一介のサラリーマン。ある日、テレビの競馬中継を見ていたら彼の予想が的中した。払い戻し金額は彼の三年分の年収に匹敵するものだった。
 これまで競馬などやったこともなく、また、その馬券を実際に買っていた訳ではなかったが、もしかしたらという夢を競馬に抱くようになっていった。
 これまでギャンブルとは、無縁の彼であったが、ある日、仕事中に競馬場へと足を運んでしまった。これが彼の人生を大きく変えることとなった。
 初めて訪れた競馬場で大阪の馬券師と出会う。その男に手ほどきを受け、馬券の買い方すらわからなかった彼に訪れたビギナーズラックは……。
 ギャンブルに、ハマる誰もが経験するルーザーズハイ。
 彼は、その魔手から逃れることができるのだろうか……。
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作品番号:12400 死に逝く人
作者 宮本野熊 (ID:12055)
カテゴリー 純文学 状況 完結 連載回数 6
連載開始日時 2012/04/16(Mon) 00:32 更新日時 2012/04/16(Mon) 00:49 
あらすじ 男は、「自由になりたい」と言って家を出た。
何が、自由なのかわからないまま一か月が過ぎようとしていた。
子猫を介したある老人との出会いがあった。
男の脳裏には、老人の声が響いていた。
「人は、生きている限り、死に逝くサダメからは逃れられないのです……」
目を閉じて、眠る。それは、死への誘いなのだろうか
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作品番号:12378 おとことおんな
作者 宮本野熊 (ID:12055)
カテゴリー ショート・ショート 状況 完結 連載回数 6
連載開始日時 2012/04/03(Tue) 23:57 更新日時 2012/04/16(Mon) 00:26 
あらすじ  男と女。
 心の裏(うち)には、はっきりと言葉には出すことのできない様々な哀情を誰もが抱えているものなのかもしれない。

 いとせめて恋しき時はむばたまの夜の衣をかへしてぞきる(『古今集』小野小町)
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作品番号:12355 煙の向こうに
作者 宮本野熊 (ID:12055)
カテゴリー 純文学 状況 完結 連載回数 2
連載開始日時 2012/03/26(Mon) 23:54 更新日時 2012/03/27(Tue) 00:01 
あらすじ  どこでもよかった。人目を逃れるように、人から遠ざかるように歩いてたどり着いた場所。そこは自由が丘と呼ばれる霊園墓地であった。
 霊園の脇に据えてある重厚な石づくりのベンチに腰をかけ、煙草を取り出した。
 口から出た煙は初秋の風に吹かれ、空へと消えて行った。
 この先どうやって生きて行ったらよいのかという疑問と焦燥を抱えたまま、亡くなって間もない祖母のことを思い出した。タバコの煙の向こうには、透き通った空が広がっていた。
 
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作品番号:12353 鱗堂家の生き方
作者 宮本野熊 (ID:12055)
カテゴリー 純文学 状況 完結 連載回数 24
連載開始日時 2012/03/25(Sun) 21:42 更新日時 2012/03/26(Mon) 14:22 
あらすじ  正吉は四百年続く老舗金魚屋の十五代目である。正確にはまだ、見習いである。大学を卒業してすぐ十四代目である父に学び、家業を継ぐべく修行をしている。
 一人前の跡継ぎと認められるためには、らんちゅうの品評会で優勝しなければならない。
 父に支えられ、また、家族に支えられながら日々修練。しかし、家業を知れば知る程に鱗堂家にまつわる事情が少し特殊なものだとわかってきた。
 様々な出会いに助けられながら、また、金魚にも助けられながら一人前の金魚屋としての道を正吉は歩き始める。
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作品番号:12326 Some kind of Love
作者 宮本野熊 (ID:12055)
カテゴリー ファンタジー 状況 完結 連載回数 12
連載開始日時 2012/03/03(Sat) 00:12 更新日時 2012/03/25(Sun) 21:19 
あらすじ 時には、大人にも子どもの頃のように冒険が必要なのかもしれない。
 身元調査を仕事にしている調査員に寄せられた依頼。それは、二千年の時を超えて彷徨う愛する人の魂を探すこと。
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作品番号:12324 人として駄目になったいくつかの理由
作者 宮本野熊 (ID:12055)
カテゴリー 純文学 状況 完結 連載回数 1
連載開始日時 2012/02/29(Wed) 21:16 更新日時 2012/02/29(Wed) 21:26 
あらすじ ある男の人として駄目になったいくつかの理由。彼には、いつか立ち直ることのできる日が来るのだろうか?
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作品番号:12321 マルチな関係
作者 宮本野熊 (ID:12055)
カテゴリー 純文学 状況 完結 連載回数 13
連載開始日時 2012/02/27(Mon) 00:21 更新日時 2012/02/29(Wed) 00:51 
あらすじ 例え誰に理解されなくとも明日香の夫(博之)と夫の親友(博之)に対する愛に隔たりなどなかった。どちらをどれだけ愛しているかなど比べようもない。彼女は、夫と過ごす時を大切にしている。同時に夫の親友の博之と過ごす限られた時をいつも心待ちにしてもいる。
マルチな関係。
彼女は、夫博之もその親友博之も心から愛している。
夫は、明日香と親友の関係を知らない。夫の親友の博之は、明日香が結婚していることも、その相手が彼の友人であることを知らない。
いつか二人にこの関係がわかってしまう時が来るかもしれない。それでも、彼女は二人に対する愛情を比べることも抑えることもできなかった。その時が来るまで彼女は二人の博之を心から愛することを誓うのであった。
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作品番号:12292 刻印
作者 宮本野熊 (ID:12055)
カテゴリー 純文学 状況 完結 連載回数 9
連載開始日時 2012/01/25(Wed) 23:34 更新日時 2012/01/31(Tue) 21:14 
あらすじ  有三は疲れていた。生きるということがど彼にとってどのような意味を持つのかさえわからなくなっていた。そんな時、先輩でもある大切な友人を病で亡くした。葬儀場の祭壇に横たわるその顔は安らかであった。有三は、先輩の死の数日前電話をもらった。その声は、酒に酔っていた。仕事も順調で、家庭もうまくいっていた筈の先輩の口からは、淋しいと聞こえてきた。一生の付き合いだと言って、電話は切られた。
 「人間は、そう簡単に死ねないもんだ」という言葉を残して先輩は亡くなった。
 仕事も家族も失っていた有三は、この先どうして生きていったらよいのか悩んでいた。
 そう簡単には死ねないという先輩の言葉は、自ら命を絶とうとしていた有三にとっての戒めの言葉であったのかもしれない。
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