作品番号:11634
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石見銀山物語T
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作者
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沢村俊介 (ID:10540)
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カテゴリー
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恋愛
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状況
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連載中
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連載回数
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15
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連載開始日時
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2010/06/20(Sun) 11:09
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更新日時
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2010/11/03(Wed) 14:29
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あらすじ
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今の島根県大田市というところに、戦国期から江戸初期にかけて、かなりの銀が採掘されていた「石見銀山」という銀山がある。(2007年、そこは世界遺産として登録されている。) さて、江戸の初期、「大坂冬の陣」があった頃、その石見銀山に、十蔵という鉱夫がいた。彼は、正義感が強く、他の鉱夫たちとともに、毎日、銀掘りの仕事に励んでいた。 一方、その頃、石見銀山には奉行所が置かれていて、そこには、銀山奉行と、奉行に仕える役人がいた。役人たちの中には、遠く江戸や大坂の方から派遣されてきた者もいたが、地役人(地元採用の者)もいた。地役人で、奉行を補佐する職に、元締(もとじめ)という役職があったが、元締の職を務めていた地役人に中野頼経という男がいた。中野頼経は、鉱夫たちの暮らしを守ろうとする十蔵を、側面的に助けていくことになる。 この物語は、石見銀山の鉱夫である十蔵の恋と、野望を描いたものである。
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