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作品名:悪霊の夢 ロザリオの夢 作者:夢見る男

第10回   「これがないと生きていけない」
あと孤独な人。真面目で孤独な人ほどオームのような新興宗教にはまってしまう。(私は真面目ではないが!だから宗教も中途半端。教会に遅れる、寝坊して欠席。毎度のことだ!)

前から薄っすら感じてた事それは世の中からは凶暴な犯罪者のレッテル貼られたオームの信者は真面目で孤独な人たちだったに違いない。今回自分が宗教ずけになって見てはっきり分かる。アトピーが治った娘なんて「これがないと生きていけない」と良く言っている。お祭り中毒なのだ。いつも祈ったり礼拝式に出たり伝道していないとお祭り気分が味わえずに寂しい。だから信仰してるのかもしれない。それだけではないかも知れないが!実際にアトピーが治ったのは動かし難い事実だし。でも今回私も深く関わってみてこのままはまったら同じようになって行くような気がした。特に私は。仕事もなく友達もなくある事と言えば教会しかない。私みたいな人が教会にとってはなくてはならない熱心な信者になったのだろう。実際新年伝道会で一番熱心に走り回っていたのはプータローとか生活保護受けている障害者とかだから!彼らも今寂しくてたまらないに違いない。そして早く明日の祈祷会が来ないか待ち遠しいに違いない。

だが、大きな疑問符。何の為の伝道だったのか??!完璧自分の満足の為に伝道してただけ。相手に救われて欲しいとか愛される為に生まれたなんて単なる口実に見える。少なくとも信者レベルは!牧師と伝道師はそんなヒマじゃないだろう。本当に信者を増やしたいのかもしれないが!

2022年1月4日
孤独で不真面目な男


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