誰彼が何と言おうと我は我 これが私かなしいほどに
無垢な赤子 広がりし未来 いつからか 自ら摘みし なれぬできぬと
この伯母のようになるなと携帯の待ち受け画面の姪に呟く
力なき自分を呪い否定すも 否定しきれぬ周りの温もり
眠りたい なんにも聞かず考えず 全ては夢だ この存在も
生きているだけで感謝と 贅沢な悩みと知りつつ ため息をつく
知識などあっても役に立たないと思いつつ観るクイズ番組
暗闇もお化けもUMAも怖くない 怖いのは人 自分も含め
もし誰も悲しむ人がいないなら いつでも死なん醜き我は
肉体は滅んでもなお生きるという 魂までも消えればいいのに
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