灰○はジュースを一口吸って言った。 「組織のボスだけど」 「オメー」と、灰○の言葉を遮って、コ○ンはジト目になって言った。 「昨日、元太のこと、確かめようとしたら、小林先生に見つかって説教食らったよ、『人の身体的特徴をからかっちゃいけません』って」 「あら、当たり前じゃない、そんなこと?」 涼しい笑みで灰○は言う。そして、苦り切った表情のコ○ンを涼しげに見て、続けた。 「ボスは、モリアーティよ」 「…………まあ、ありがちだよな、その筋は」 「でね、あなたの身近にいるわよ、モリアーティ。正確には、モリアティだけどね」 「……マジか……!」 コ○ンが絶句する。 「ええ、モリアティ、つまり、M、O、R、I、A、T、Yのアナグラムになってるわ。もっとも、一部に使われてるだけだし、このスペルだと『モライアティ』って読むんだけれど、ある種の暗号みたいなものだから、気にすることないわ」 少し考えたコ○ンは、ハッと息を呑む。 「まさか、光彦……!?」 またジュースを一口吸うと、灰○は意味深な笑みになって言った。 「円谷は訓令式でT、U、B、U、R、A、Y、A、光彦はM、I、T、U、H、I、K、O。この中に『MORIATY』が隠れてるわ」 コ○ンが驚愕とともに言った。 「そうか……! くっ、なんてこった、こんな近くにヤツらのボスが……! ……って」 不意にコ○ンが呆れた表情を浮かべ、冷めた口調で言った。 「もう引っかかるかよ、そんなのに。……てか、オメー、そんなにヒマなのか?」 「暇よ」 「おいおい」 困ったような笑みで、コ○ンが呟くと、灰○が頬杖をついて言った。 「それはそうと。あたしと工藤新一、かっこ高校生バージョンかっこ閉じ、がいて(「ら○ま2分の1」)、山村警部と若狭(わかさ)先生がいて(「うる星○つら」)、安室透と赤井秀一がいて(「機動戦士○ンダム」)、メアリー世良と横溝警部と故人だけどあたしのお姉ちゃん……宮野明美がいるのよ(「攻殻○動隊SAC」)? だったら、世良真純に縁(ゆかり)のあるキャラクター出して、そのCVに三ツ矢○二氏をアテるぐらいに徹底させたら、ファンも騒然となるのに(考えてネ♡?)」 「だから、やめろって、そのメタネタはよ……。つーか、そこまでやったら、ファンもドン引きだって」 コ○ンは困りきったような笑みを浮かべるだけであった。
☆マニアックすぎて、すまぬ…………(泣)。
※なんか、妙なマッチングで実現しましたね、ク○ナギ&○トー(^▽^) となると、あとは「○ちゃん」「みな○」だけッスな(≧∇≦)9!
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