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作品名:これ、絶対に書いたら、あかんヤツ。ヒープリの二次なので 作者:ジン 竜珠

第4回   語られざる物語・1−3
「私が入院して最初の頃、お父さんとか、お母さんとか、病院の人に内緒で、薬草を煎じたお茶とか、持ってきてくれてたの。効果はなかったんだけれど、最近になって思うの。薬草って、中には他の動物や虫には食べられない薬草もあるそうなの。でも、その草は人間の役に立ってくれてる。だから、地球は人間に、すごく優しいのかなあって」
 地球は人間に優しい。とても○どからしい考え方だと、ち○は自身も優しい気持ちになった。
「ねえねえ、これこれ!」
 と、笑顔でひな○があるページを見せる。
「なに、ひな○ちゃん?」
 ち○も、そのページを覗き込む。

 食虫植物だった。しかも、捕食している状態の。

「……くぁ……」
 思わず、ち○はのけぞる。○どかも無言だ。
「ニャッ!? ひな○、お前、何見せてんだー!」
 ニャト○ンが怒鳴る。
「いやあ、こういう植物も、人間の役に立ってるなあ、と」
 苦笑いで、ひな○はほっぺをかいた。
 その時、どこかで花火が打ち上がった。
 音がした方をひな○が、きょとんとして見る。
「なになに、なんかのイベント?」
 基本的に、にぎやかなひな○としては、自分が把握していないイベントがあるのが不思議なのだろう。
 事情を知っている、ち○は答えた。
「ああ、あれはね、この近くの運動公園で開かれてる、小学校の陸上競技会なの」
 ○どかが不思議そうに聞いた。
「小学校の陸上競技会?」
「そういうと大げさだけどね。早い話が、この近くの、いくつかの小学校の交流会なの。陸上競技会、っていう名前の運動会のあとは、レクリエーション大会になってて、とうじも参加してるのよ」
「へえ! それ、メチャ楽しそう!」
 瞳を輝かせたひな○に、ち○は「小学生対象だから」と答えた。

 その少し後のことだった。○どかの膝の上にいたラ○がくしゃみをしたのだ!
 大急ぎでラ○の声を聞くと。
『あっちの運動場で、高跳びさんが泣いてるラ○』
「あっち、って、まさか、ち○チーの弟くんがいる!?」
 ○どかが強い意志を秘めた表情で言った。
「行こう!」

 行った先では、子どもたちや保護者、教師たちの避難は終わっていたようだ。そこにいたのはシン○イーネ。
「あーら、今日は早かったのねえ」
 嘲笑交じりに言う。そして、走り高跳びの支柱とバーが今回のメガビョー○ンだ。
 ○どかがシン○イーネを睨んで、言った。
「みんな、行こう!」

 変身し、戦闘態勢に入る。しかし。
『メガ! メガッ! メガメーガ!』
「ワン!」
 ラ○が呼び止めた。
 スパーク○が振り返る。
「どうしたの、ラ○?」
「ワン!」
 何か言いたいことがあるらしい。フォン○ーヌがシン○イーネに○ュアステッキをビシッ!と指して言った。
「ちょっと待ってなさい、作戦タイムよ!」
「…………何それ?」
 訝しげな表情のシン○イーネを放っておいて、○レースが聴心器を当てる。ラ○の言葉は。


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