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作品名:ファンタシーサガ ○リキュア! 作者:ジン 竜珠

第48回  
 ナイトが剣で斬りかかる。その瞬間、ゼツボーグの体から、ナイフが現れる。まるで、折りたたまれていたようだ。
 打ち合って、着地し、ナイトは言った。
「今度のゼツボーグは、折りたたみナイフね! 私がナイフを押さえるから、みんなはそれぞれ攻撃して!」
 四人がうなずく。ナイトがジャンプし、ナイフと打ち合う。その隙に、ダンサーが足下にスライディングしたが!
「! ハサミ!?」
 下部から小さなハサミが展開され、ダンサーの胴を挟んだ。
「ダンサー!?」
 アーチャーが矢を放つ。すると、ゼツボーグの体から、別のものが現れた。それは、おそらくマイナスドライバー。ゼツボーグは、ドライバーの平たい面で、矢を打ち返した。
 ウィッカの魔法弾がハサミに命中し、ダンサーが脱出した。
「ありがとう、ウィッカ!」
 間合いをとり、ダンサーが言った。
「なに、あれ?」
 クレリックが言った。
「あれ、多分、十徳(じゅっとく)ナイフだわ!」
 アーチャーが聞き返す。
「じゅっとくナイフ?」
 うなずき、クレリックが手短に説明する。
「キャンプとか、アウトドアで使う、マルチツールよ!」
 ウィッカがステッキを構える。
「なるほど、いろんな攻撃が出来るってことね……!」
 ナイトはナイフを押さえるので手一杯だ。
 ダンサーが言った。
「私が、上空からナイトと一緒にナイフを蹴って、重心をずらすから、その隙に、ダメージを与えて!」
 そして、ダンサーはジャンプし、ナイトがナイフの刃に剣を打ち付けるのに合わせて、キックする。バランスを崩し倒れかかるゼツボーグだったが。
『ゼツボォォォォォォォォォグ!』
 別のツールが現れ、そのツールで体を支える。そしてそのまま、体を動かした。「キコキコ」と音がする。音がした辺りに、ちょうどナイトとダンサーが着地した。……と思ったら、そのまま、地面の下に消えた。
「ナイト!? ダンサー!?」
 ウィッカとクレリックがそこに駆け寄る。アスファルト地面が丸く切り抜かれていて、その下に、ナイトとダンサーが倒れて、目を回していた。


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