ママ活男。
それは中高年の合コンにいた。 一応『シニア世代の恋活』なんて洒落た謳い文句だけど、要はおじさんおばさん専門の合コンってこと。 いつまでも現役!あっちもこっちも元気+元気!なバブル臭満載の合コン。
そんなジジババの中にポツンと若い男が参加しているんだから嫌でも目立つ。
さすがに目の前に座っていたおばちゃんに「あんた幾つ?若いのに何しに来たの?」と、ツッコまれる始末。
だが、男はそれには答えず、しっかりと目的を遂行しようとしていた。
まず、金を持っていそうなおばちゃんをマーク。(ココが一番大切!) 身に付けている貴金属をチェック、どこに住んでいるのか?資産価値は? 自由になる金の額、ビットコインでどんだけ儲けた?等々。 そうは言っても、さすがにお婆ちゃんはムリなんだろうね〜、お婆ちゃん臭がする女性とは目を合わせようともしない。 ターゲットは、ギリ「熟女AV風のおばちゃん」といったところか。 それにしても、その男、合コン開始から終始目が泳ぎっぱなしで あまりに挙動不審過ぎる。 『警察24時』なら間違いなく職質かけられてる。
そもそも何故その男が『ママ活』だと分かったかと言うと、 新幹線で2時間以上もかかる地域から参加しに来たこと。
仕事でこっちに来ることもなく(生まれも育ちも職場も全く関係のない場所だそうで) 知り合いもない、と。 2時間以上もかかる土地に新幹線と在来線を乗り継いで、自分の母親世代の合コンに来る、 これはさすがに怪し過ぎる。 更に「自分と同世代の女性は派遣が多いから収入がない」と、本音をポロリ。 その点、昭和のおばちゃん世代は正社員が多く勤続年数も長いから収入はある。 退職金も丸々出るかもしれないし、あわ良くば親も他界して遺産を手にしているかもしれない。
又、その男は足が付かないように用心して 「LINEはしない」を徹底。
LINEから不倫バレすると言われている昨今、この男は既婚者なのかもしれないし、地元ではもう活動出来ないほどの前科?があるのかもしれない。 相手が既婚者でも金さえ貰えれば構わないといった感じで、どちらにしても怪しいママ活男は参加費が少々高めの中高年の合コンに狙いを定め出没している。
トドメは「女の年齢と参加費が高めの合コンは、女が必死だから釣れる」と曰う。 「子供は嫌いだから(妊娠の心配のない)おばさんが丁度いい」らしい。
そのママ活男は、一体何人のママを見つけたのだろう? 往復の交通費は払ってもらえたのかな? それとも決して安くない交通費を払う以上にママ活は儲かるってことか。
多分、彼はおばちゃんの相手をする体力とテクニック?には相当の自信があるに違いない。 それとも単なる『ババ専』? 見方を変えればボランティアか。
パパ活があるのだから、ママ活もアリなのだろう。 最近この手の『営業』が増えているように感じる。
『梅毒』が空前絶後に増え続けている理由も納得。
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