実は前話投稿時に最終回のタグを入れ忘れたため、 あとがきと称したラキガキを書いている。
まず読者に謝罪したい。
今回のあらすじには 『過去作のような権力のない美少女のミウが学園生活を送る』 と書いてあったが、作中の彼女はアナスタシアの小間使いや秘書としての 特権が付けられており、ミウは普通に権力の傘に守られていたとするべきだった。
それと、なぜ私が書いていくとミウが悪女になるのだろう。 最終回まで読み進めるとミウは悪役であり、実際はサヤカが 主人公だった印象を受ける。もはやタイトル詐欺と考えられる。
歴代シリーズの中でも「近藤サヤカ」がここまで活躍した作品はない。 彼女は実に魅力あふれる素敵な人物として描けたと思う。
反省しているが、もう最後まで書いてしまったのだから仕方ない。 それとミウが太盛と結ばれることがないばかりか、 太盛にとってミウはただの悪党として認識されているだろう。
実はこの作品はあとで続編を書こうと思っているので、 そのうち投稿するかもしれない。
今作を振り返ると、 人の素直な優しさを描いた『泣ける作品』だった思う。
今までは小説と称した作文をたくさん書いてきたわけだが、 前作の『チベットを旅する』『ママエフ・クルガン』と今作は、 これが自分の書いた小説だと自信をもって呼べる作品だと思っている。
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