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作品名:『チベット高原を旅する』〜三人の兄妹の悲劇〜 作者:なおちー

第7回   「僕は二人とも愛することができる」
※ナツキ

チャカ塩湖までゆっくりと歩いて戻った。
道中でユウナを拾い「ふたりでなにしてたの!?」と暴れるのを制する。
後で話すからと言いくるめ駅前まで戻る。
清蔵鉄道はすでに発車しており観光客の数が激減していた。

「これからどうするんすか? 西寧市内でも観光するんすか?」

アツト君は、僕が自分の妻とふたりきりで逃走したことについては
華麗にスルーする。神経の細かいユウナと違い彼は大物だと思う。

「いや、バスに乗って空港を目指そう。もう旅は終わりだ」
「終わりっすか!? むしろ終わりでよろしいので?」
「むう、どういう意味だね?」
「だって、結論が……」

彼は言いよどむが、意を決して続ける。

「どっちを選ぶのか結論が出てねえじゃねえっすか!!
 お兄ちゃんが急にいなくなるもんだから、
 アユミちゃんは心配して泣いてたんすよ。途中でリスカを
 始めようとしたんで刃物を取り上げてやりましたよ!!」

「刃物ですって!? アユミ、あんたまさか……」

ユウナがアユミの袖をつかんで、一気にまくり上げる。
そこには傷跡が残されていた。美容整形の跡があるのでなんとも不自然な傷跡だ。
赤身はほとんど消えているが、線だけがすっと肌の上に残されている。

「あんた、どんだけバカなのよ。両親にもらった自分の体を
 粗末に扱うなんて、自分が何したか分かってるの?」

「姉ちゃんが悪いんだよ。姉ちゃんが私からナツキを奪ってしまったから」

「そんな……」

ユウナがこれほどショックを受けるとは、逆にこっちが驚いた。

「アユミに伝えておくよ。僕はユウナと別れない。ユウナとこれからも一緒に暮らすよ」

まずユウナが目を見開いて僕を振り向いた。アユミも同じだ。
寺沢アツトも言葉を失い立ち尽くしていた。ルナだけが涼しい顔をしている。

「だが僕はね、アユミのことも愛してる。
 ユウナのことも好きだけど、アユミのことも好きなんだ。
 だから三人一緒に暮らすことにするよ。これが僕の結論だ」

よく言ったと、アツト君が力強くうなずいた。僕もうなずき返す。
ユウナとアユミの反応は正反対だった。
ユウナは怒るでもなく悲しむわけでもなく、ただ立ち尽くしていた。
氷のような無表情で。アユミは口元がわずかににやけている。
可愛らしい目元が三日月型に細められている。

我々五名は時が止まったようにいつまでも無言で立っていた。

太陽は雲に隠れた。潮の混じった風を全身に浴び、
寒さで足元から冷え込んでいるというのに、そこから動こうとしない。
ユウナは忙しく視線を動かし、僕とアユミを交互に見比べる。
何が言いたいのか、話してくれない限りは分からない。

「で、バスに乗ればいいんすね?」
「ああ」

アツト君はマイペースで助かる。

「まず西寧曹家堡空港に行く。西寧から日本への直行便はない。
 よって西寧から上海経由で成田空港を目指す。あいにく僕は
 最低限の旅費しか持ってきてないのでこれ以上の観光は不可能だ。
 よってチャカ塩湖を最後の観光とし、この旅は終了する」

ルナちゃんが、大きなため息をついた。少し不快に感じるほどだった。
そんなに安心したのだろうか。彼女は両手を胸の前で組みながら言う。

「同志にお願いがあるのです。私たち夫婦も栃木ソ連へ帰らせていただきたいのです。 
 私達も外国で暮らしていくのは何かと不便でして。
 同志のお許しさえいただければ再び市民権を獲得することができます」

彼らの市民権は一年前にはく奪されたばかりだ。市民権のはく奪とは、
正式には人民の権利のはく奪を指す。国家の構成員でなくなることだ。

我が北関東ソビエト社会主義共和国は、国家の構成員たる人民以外は、
「反社会主義者」「反共産主義者」「日本のスパイ」「その他の国のスパイ」
として摘発される。
そのような者は潜在的な敵であり、存在自体が許されないからだ。

僕は当然許可しようと思った。
寺沢夫妻はこの旅で僕ら兄妹のサポートを十分にしてくれた。僕が最終的に
アユミも含めて同居しようという結論に至ったのはルナちゃんのおかげだ。

僕は学園の生徒会長の時代からそうだった。重要な案件は人に決めてもらう癖がある。
僕は人の上に立ち、人を任命し、会議の進行をしても、実は自分で決めていることなど
何もない。自分の一番の欠点は優柔不断なことになると思っている。

「いやよ」

と冷たい口調でユウナが言う。

「アツト君とルナちゃん。あなたたちは一度ソ連から逃げたのよ。
 今さらどの面を下げて国に帰るっていうの? そんなの認めない」

寺沢夫妻の顔が真っ青になる。まさかユウナから拒否されるとは。
ユウナは孤島組の生き残りには特に甘かったのに。寺沢夫妻の人権はく奪は
中央委員会の会議で決定したことだが、ユウナは最後まで否定していた。
アツト君からふざけた内容の手紙を渡された時も(前作参照)怒るどころか、
悲しんでいたというのに。

「だってルナちゃんは、ナツキに気があるんでしょ?」

「な……ユウナ閣下……私は今日閣下からご相談を」

「いえ、いいわ。言い訳なんて聞きたくないし。勝手に私の方で
 そう判断させてもらったのよ。今の私はあんたのことが憎たらしくて
 しょうがないのよ。もう、なんて言ったらいいのかな……」

ユウナの話は永遠と続いた。
今回の旅で溜まったうっぷんを全て吐き出しているのだ。
一人で話すうちにエスカレートし口調が荒くなっていく。

「アユミはまだいいわ!! むかつくけど家族だから!! 本当にむかつくけどね!! 
 兄さんが考えて考えた末の結論で同居するなら、むしろ指示してあげたいわ!! 
 でもあなたはなんなの!? なんでさっき私の兄と走って逃げたの!! 
 私の見てる前であんなことするなんて失礼じゃない!? ねえどうなのか言ってみなさいよ!!
 孤島の時からあんなに優しくしてあげたのに恩を仇で返すなんて!!」

最後はアユミが止めてくれた。
ユウナもさすがに言い過ぎたと思ったのか、バツの悪そうな顔をしている。

ルナちゃんは嗚咽していた。旦那のアツト君が彼女の肩を優しく抱き、
「もういいんだ」と諦めた顔で言う。「今までお世話になりました」
と頭を下げて僕らのもとを去って行く夫婦。

アユミは引き留めたそうな顔をしていたが、姉の鬼の形相を見てためらった。
アユミがユウナを怖がる姿も珍しい。

「兄さん。駅から空港まではどうやって行くの?」
「バスが出ているんだよ。バス停はすぐそこだ」

ユウナは僕の横にぴったりくっつく。腕をしっかりとられた。
ユウナの髪はこの地形のため乾燥しきっていて、触り心地は最悪だった。

「アユミも来なさい。もう兄さんの隣にいてもいいのよ?」
「う、うん? わかった……」

アユミも僕の腕にしがみつく。はは……。妹ハーレムか。
異国の地でも気恥ずかしいものだ。もっとも口で説明しなければ
兄妹とばれないかもしれないが。5歳下のアユミの顔立ちはユウナとは全然違うから。

「アユミ、これからはつまらないことで言い争うのは卒業しましょう。
 この旅は意味のある旅だった。そう思って未来へ向けて出発しましょう。
 ソ連に帰ったら三人で新しい生活が始まるのよ」

「ありがとう。ユウナお姉ちゃん」

僕とユウナはびっくりして、アユミの顔を見た。アユミの顔からすっかり
毒が消えていた。たぶんユウナも同じことを思っていたんだろう。
今のアユミの顔は、小学生の時のものだ。この子は小学生の時は
おとなしすぎる美少女で、クラスの女子に目をつけられて
からかわれることが多かった。実際にいじめられたこともあった。

アユミはきっと、僕たちと一緒に暮らすことになったうれしかったのだ。
僕を独占できないことは不満だろうが、それは姉も同じ。お姉ちゃん、
お姉ちゃんと、ユウナにあこがれて勉強を頑張っていた昔の姿を僕は
今でも覚えている。この二人は幼い時は決して険悪な仲ではなかったのだ。

「ふふ。なつかしいわね。その言い方」

ユウナは鼻歌を歌い始めた。これで本当に、旅が終わるのか。
僕は今日寺沢夫妻の背中を無言で見送ったことが、一生の心残りになると思う。

彼らは決して悪人ではない。国家に仇をなす資本主義者でもない。
ただの善良な一市民に過ぎない。そんな彼らを辺境の地に残してしまっていいのか?
ユウナ。おまえが孤島組に選抜しておまえが作戦に巻き込んだ人たちなんだぞ。

川村アヤちゃんの件もある。これ以上罪を重ねるんじゃない。
そう言いたくて喉元まで言葉が出かかった。だが言えない。
高倉兄妹は三人でハッピーエンドを迎えつつあるんだ。

バスを待っている間も三人で手を繋いでいたから、異様だった。
手のひらが汗むので、離していいかとアユミに訊いたら即断られた。
ユウナも同じだった。また二人で火花を散らすのかとヒヤヒヤするが終始穏やかだ。
バスを降りて西寧曹家堡(そうかほ)空港で上海行きの便を探す。

中国東方空港の飛行機で15時15分発の便が開いている。
上海までは片道1時間半だが、そのあと乗り継ぎもある。
旅の疲れもあるので今日は一泊してから朝一で出発したいとユウナが言う。
アユミも賛成したので空港前のホテルを探す。

アユミがやってみたいと言うので、ホテルでのチェックインを任せる。
決して上手な英語ではないが、パンフレットに乗っている内容の
質疑をすればいいだけだ。造作もなく手続きが終わり304号室のカギを渡される。

アユミは本当に疲れがたまっているようでベッドにダイブして寝息を立てている。
速すぎてびっくりだ。

「兄さん、こっちに来て」

手狭なバスルームに呼ばれてキスされた。
息継ぎをしながらもどんどんキスをしてくる。
ユウナは自分の大きな胸を僕に押し付けるようにして密着してくる。
彼女が少し動くたびに胸の柔らかい感触をしっかりと味わえる。

「大好き」
「僕もだよ」
「兄さんの家族思いで優しいところも大好き」
「アユミのことを言ってるのか?」
「うん」
「僕は反対されるって思ってた」

「アユミはまだいいのよ。家族だから。
 あの子のリスカの跡を見た時、どうしようもないくらい悲しくなったわ。
 私だって自分だけナツキと結ばれて後ろめたく思うこともあった。
 あの子のこと覚えている? 川村アヤちゃんのこと」

「忘れるものか。結婚式の時に幽霊になって表れたものな」

「どうしてアユミのリスカのこと教えてくれなかったのよ。
 もっと早く知っていたら私の方からアユミを救ってあげる
 相談ができたかもしれないのに」

「アユミにお願いされていたんだよ。ユウナには言わないようにってな。
 自分でみっともないことをしている自覚はあったそうだ。僕の気を
 少しでも自分に向けさせられたらそれで良かったんじゃないのか」

「兄さんがアユミのことも大切に思っているのなら、
 アユミを抱くことは許してあげるわ。ただし私の見てないところにして。
 今は私の時間。私だけを見て頂戴」

「もちろんだよ。ユウナ」

僕はユウナの上着をまくり上げ、ブラを触る。
ブラ越しでもすごい弾力だ。紺色のシックなデザインで
少し老けて見えるが、学園でお堅い仕事をしているユウナにはむしろお似合いだ。

「乳首が硬くなってるぞ?」
「あんっ。きもちっ……」

ユウナは直立不動の姿勢。ユウナの手首をしっかりと握りながら、
おっぱいにむしゃぶりつく。乳首を舐め、甘く歯で挟み、また舐める。

「あっ、あっ。あんっ。あっ……」

ユウナは赤面し小刻みに震える。体温がどんどん上がっていくからか、
熱いと言い出した。バスルームのエアコンの温度を少し下げてあげた。

「こっちはどんな感じだ?」

ベルト付きの清楚なロングスカートをまくりあげ、
パンツの上からアソコをさする。
すぐに濡れてきたようで、下着に染みができる。
股部分のパンツを横にずらして、
指で入口を探ると、すんなり奥まで入ってしまう。

「ああんっ!!」

ユウナは力なく床に座り込んでしまう。
女の子座りしているところが可愛くて興奮させる。
僕の指はまだ入ったままだ。一気に引き抜くと

「んん!!」

とユウナが大げさにあえぐ。切れ長の瞳が潤んでいるので
たまらなくなり、唇を塞ぐ。ユウナも僕にしがみついてくる。

「大好きぃ」
「可愛いよユウナ」

キスしながらも僕はユウナの秘所をなで続け、
ユウナは僕のいきり立ったイチモツを握って上下に動かしている。
結婚して一年もたつのでユウナも僕の感じるツボを心得ている。
僕好みの力加減と速さで愛撫してくれる。

「ああん。きもちぃ。もっと触って」

ユウナの股は洪水状態となっていた。まだイってないのに
僕の手のひらをびっしょり濡らしていた。ユウナの吐息と髪の匂いが
甘ったるくて、ますます気持ちが盛り上がる。
気持ちよくてたまらない。
ユウナに握られた僕のアソコはついに限界を迎える。

「うっ……」
「あっ、先にイっちゃったのね」

ユウナの下腹部と胸のあたりまで精液が飛び散った。
ユウナは白い液体を指でぬぐっては愛おしそうになめる。

「すごく濃厚な味がするよ」

魔性の女の顔だった。へにゃへにゃになった僕のアソコを
指で優しくなでてくれる。ぐりぐりと、手のひらで先端部を押し当てるように。
すると、僕のアソコはまた元気を取り戻す。ユウナのふくよかな乳房と
肉のついた太ももに目が釘付けになる。改めてこの子は綺麗な体をしている。
白い肌が汗で湿り、光り輝いている。

「ユウナ、扉に手をついて立ってくれ」
「こうかしら?」

ユウナは僕に大きなお尻を向けている。
尻に顔をうずめ、秘所に舌を這わせるとピチャピチャと怪しい音がした。
少し苦くて塩の味がする。お尻の穴まで丸見えだ。
ユウナは顔を下に向け、されるがままだ。

「今度は指を入れてみるぞ」
「ああー!? あ……あぁ……やだ……恥ずかしい……」

人差し指を大げさに膣の中に出し入れした。じらすようにゆっくりと。
ユウナは震えながらも扉にしがみつき、倒れないように頑張っていた。

ユウナの中は暖かくてドロドロしている。
膣から流れ出した愛液は、ついに太ももまで濡らしていく。

「ユウナはお兄ちゃんにこうされるの好きだもんな?」
「な……何言ってんの……」
「言ってみなさい。ユウナはもっと気持ちよくないたいって」
「あっ……あっ……お兄ちゃんの意地悪……ユウナをもっと……
 気持ちよくぅ……あっ……させてっ……くださいっ……。」

ギンギンに立ったアソコを、ユウナに挿入した。

「あああああ!! ああああっ ああああんっ……!!」
「どうだっ……奥まで入れてるぞっ……!!」
「あんああんああんっ!! ああんっ……もっとおっ!!」

激しく上下に揺れる乳房を手で握る。本当にこの感触は最高だ。
さらに激しくピストンすると、ユウナが激しく髪を振り乱しながらあえいだ。

今気づいたが、ゴムをつけるのを忘れた。
ここは一般のホテルだから探してもないだろう。

僕はタラまず二回目の射精をした。
ユウナのそこをシャワーで洗ってあげる。
ユウナがまだイってなかったので、
クリトリスを指でつまんで気持ちよくさせてあげた。
ユウナのクリは信じられないくらいに敏感になっていて、
2分くらい触っただけで全身を大きく震わせ達してしまった。

僕に触れられると全身を包み込まれるような快感になるらしい。
二人でシャワーで洗い流してからベッドに戻る。食事はまだしてないが、
疲れたのかユウナは枕に顔を押し当てて眠りについた。

そしてアユミが起きた。

「ナツキお兄ちゃん。私にもさっきのと同じことして」

そう。実は見られていたのだ。
バスルームの扉越しに人の気配がするとは思っていた。
アユミがホテルに着いてから狸寝入りをしていた理由は、
ユウナに遠慮してのことだったのだろう。

正直僕は二度も達したので満足している。
だが愛する妹の頼みを聞かないわけにはいかない。

「こっちに来なさい」
「うん!!」

またバスルームの冷たい床の上で交じり合うことにした。
全く同じプレイではつまらない。
アユミの片足を持ち上げた状態で立たせてやり、股の間に
顔を突っ込んだ。割れ目を縦になぞり舐めていくと、
アユミが「んっ……」と切なそうに声を上げるのだった。

「バスタブの上で足を置いて片足立ちになってくれ」
「うん。これでいいの? でも恥ずかしいよ」
「アユミのここをもっとじっくり見てみたくてね」
「いやん……」

割れ目を押し開いてみると、中は綺麗なピンク色をしていた。
エッチな液体がテカテカしている。そのまま舌で味わう。

「んもう……エッチ……」

アユミは顔を真っ赤にしながらも抵抗はしない。
アユミの味はユウナとは全然違う。きつい匂いもしないし、
味がうすくてほとんど何も感じない。胸は平らで色気はないが、
引き締まった太ももと小ぶりなお尻は十分に魅力的だ。

たっぷりと時間をかけて舐めてあげると、アユミの吐く息が
どんどん荒くなっていく。次第にふらつくようになった。

「お、お兄ちゃん。もう座りたいんだけど」
「だめだ。しばらくそのままでいなさい」

アユミの手をしっかり握り、倒れないようにした。
クリトリスを皮をむき、キスしたり舐めたりしてると、
愛液の量が増えてきた。吸うこともできるほどに。

「んーーーっ。かんじちゃうぅ………」
「こら。動いちゃダメだろ?」
「はぁはぁ……ああんっ……まだダメなのぉ?」
「だめだ。おとなしくしてなさい」

アユミが太ももで僕の顔をはさんでくるが、まだやめない。
すでに脱力して立っているのもやっとの状態だが、たんたんと舐め続ける。
クリトリスは敏感なので軽く舌で触れるだけでも大きな刺激となる。

「ああっ……ああっ……お願い……座らせてぇ……」
「ダメだと言ってるだろ。我慢しなさい」

アユミは体をくの字に曲げて大きな声であえぐ。本気で感じているようだ。
女性は大きな刺激を一度に与えるよりも小さな刺激を続けた方が感じる傾向にある。
膣に口をつけて、わざとらしく吸ってやると、おおげさな水温が鳴る。
口の中がアユミのエッチな味でいっぱいになる。

「もうイきたいか?」
「うん……早くしてぇ……」
「ならこれでどうだ?」
「ちょっ……あぁああああっ!! ああああああああっ!!」

二本指を下から突き上げるように挿入してやった。
そしたらアユミの絶叫してホテル中に響くんじゃないかというほどだ。

指を入れたままで、ぐりぐりと壁の内側をいじめてあげた。
するとアユミは急に静かになり、目を閉じて顔を横に向けた。

「はうっ……んっ……うんんんんぅ!!」

潮を吹いたのだ。股から大量に拭いた。一瞬のことだった。
床がびしょ濡れだ。僕はアユミの割れ目をもてあそび、開いたり閉じたりした。

「うっ……や、やだぁ……みないでぇ……」

「アユミは可愛いよ」

僕は絶倫なのか、本日三度目の勃起状態である。
アユミを今度こそ座らせて、僕のソコを握らせる。
アユミは従順にフェラをしてれたので彼女の顔が
真っ白に染まるほど射精してやった。

アユミは嫌そうにしてなかったのが不思議だ。
そんなものなんだろうか。

僕もアユミもつかれていたのでそのまま寝た。
朝になるまで目覚めることはなかった。


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