「令和10年。財政破綻と強制労働と若い兄妹の絆の物語」 まさかの第2シーズンである。需要はあるのか。
筆者も書いていてよく分からない展開になってきたので 記憶を整理する意味でも登場人物の設定をまとめておく。
改めて主要人物(三人)を説明する。
・渋谷賢人 25歳 男 しぶや けんと ・渋谷美雪 21歳 女 しぶや みゆき ・坂上瞳 32歳 女 さかがみ ひとみ
『賢人』は、時給210円のブラック企業で働く底辺労働者だ。 小説では伝わりにくいが、ルックスは今風のイケメンである。
瞳と婚約をしたのはいいが、 紆余曲折を経て自らがシスコンであることを自覚し、 美雪と結ばれることを願っている。
大学3年生の『美雪』は、兄との同棲生活の継続を強く望んでいる。 家庭料理が得意な安定感のあるブラコンである。
父から譲渡された米国株式9000万円に加え、 自らが運用していてた米国株式1300万円を保有しており、 実は富裕層なのだ。中央大学、経済学部、経営学科に在籍。
『瞳』はかなりの美人でしかも社長令嬢。 金持ち扱いされるのを嫌い、自ら父の経営する会社で 末端労働者として働く道を選び、賢人と同じ部署に所属している。
生活費からお小遣いまで親から支給され、現金、クレカなど 個人資産の総額が軽く1000万を超える、かなりのお嬢様。
育ちの良さを感じさせる、余裕のある性格はどこへ消えたのか。 度重なる美雪からの妨害によって性格が豹変してしまった。
病的までに賢人に執着し、賢人との結婚を心から望んでいる。 市販のラノベにはなかったタイプの、新手のヤンデレである。
この三名は、埼玉県北部のとある市営団地で同居生活を送っている。 (彼らが同居生活を送るまでの展開を描くのに 第1シーズンでは24万文字も使ってしまったのだ)
それぞれの主義主張立場の違いから、毎日が昼ドラ。 修羅場。殺し合い。気の休まる暇などない。
この物語は、上記の三名を中心に複雑奇怪に推移するのだ。 いったいどんな結果になるのか。
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