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作品名:生命体機関の存命 作者:ヤクタワ

第3回   3
創造と調和により、全てを完遂的に。

全ての物事に現象として、工程があり、順序があり、秩序がある。

私達はその自然の摂理の中で調和的、調節的、調整的に生きなければならない。

より調和的バランスを考え、そこに対して調節・調整することが私達の使命であり、宿命であり、運命であり、存命へと繋がる。

命の根本的な在り方を考える事が出来ないと、散漫的な自由と飽和的な惰性に感覚が麻痺してしまう。

その中にいては、私達の命に秩序維持という尊重・存命の栄養素は失われて、停滞的な不能依存を起こしやすくなる。

生命体にとって、生命活動にとって、機能不充分という停滞的な状態は命取りで不調和な非調節部分である。

資本主義社会で生命活動の循環調節をしずらいのは、やはり生命と自然の摂理に適っていないからである。

生命体という広大な概念に等閑的に当てがった一主義主張にすぎないのである。

生命という全機能的な自然の道理や摂理に考察が浅薄な為に、私達が歴史的に編み出した真理哲学が活用し切ることなく、どうでも良い部分が限りある一つ一つの命を削り取っているのである。

生命の力は無限大でも、その時間と数は限られているのだ。

それが本来の我々の資源である。

その資源を誤って行使すれば、不調和が生まれるわけである。


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