今日はー、私のー16回目の誕生日!!!
てなわけで、本日で彼氏いない歴丸々16年になってしまいます… んー、悲しい…
でもっ!!そうならないように翔太君に告白してみようと思いますっ!!!
あれからずーっとなんて告白しようか考えてたんだけど、いいのが思い浮かばない…
だからその時の気持ちを素直に告白したいと思うの! 言いたいことビシッと言って、この恋を実らせたい!!!
そして、その時はやってきた! もうこれまでにないほどドキドキする。 「と、とりあえず落ち着こう…」
すると目の前に翔太君がいた!
うわー!!やばい!!! 顔もまともに見れな〜い!
「亜希奈、誕生日おめでと!」
「ふぇっ、覚えててくれたの!?」
「まあな!」
うわー!!すっごく嬉しい♪ これだけでも最高の誕生日だよー!!
「あ、あの!翔太君!」
「何?」
「そのー、あたしー、」
「しょーうたっ!!」
え?誰っ!?
「あのー、そちらの方は?」
「俺の彼女だけど…。 あれ?聞いてない? 一度別れたけどまた付き合うことになったって。」
え?嘘っ!!そんなの聞いてないよ…
「んで、なんて言いたかったの?」
「も、もうなんでもないです!」
私、後ろも振り返らず走りつづけた。 なんでなの?私ってことごとくツいてないよ…
いつになったら好きな人に振り向いてもらえるの? やだ、涙出てきちゃった
最高の誕生日が一瞬で最悪の誕生日となってしまった。
で、でも告白するまえに付き合ってるってわかってよかったのかも! ただ恥をかくだけだったもん! そういう面ではツいてたのかな…
「亜希奈!」 「千夏ー!!!」 思わず抱きついちゃった!そしてとぎれとぎれにさっきの出来事を話した。
「そうだったんだ…辛かったね」
「うぅぅ」 「泣きたいときは泣いていいんだよっ!!」」 千夏が私の前に舞い降りた天使に見える。
いくらか泣いて落ち着いた。 「ありがとう、もう大丈夫だよ!」
「よかった!さあ、まだ誕生日は終わってないよ! 彼氏作ることだけが幸せじゃない!!」
「そうだね!」 「よーっし!パァーッと遊びに行こうっ!!」 「うんっ!」
それから2人で遊びまくって、楽しい思い出いーっぱい作った! ほんと千夏には感謝しきれないね!
「千夏ー、今日は本っ当にありがとう! 最高の誕生日になったよ!」
「うんっ!!」
〜自分の部屋〜
「今日は私の誕生日だったよー♪ 最初は最悪の誕生日になってしまったけど千夏のおかけで最高の誕生日になった! 翔太君とは付き合えなかったけど、好きっていう思いは大事にしたいな! 翔太君のことを想うことは許してもらえるよね!」
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