なんで俺がこんなにも攻められないと行けないなのだろうか?
俺はただ単に人狼に勝ちたかっただけなんだ…
勝ちたかった…
死を確信した俺は、もうなんの望みもなかった。
颯人「何も反論はないのか?」
うるせぇ…そんな証拠もないんだ…何デタラメ言ってやがるんだ…
・・・証拠?
その瞬間、俺の中で電気が走って脳裏に突破口が開いた。
証拠がないんだ…
いくら言っても、2分の1の確率で本当だと思うんだ…
颯人はこのことに俺よりも先に気づいたんだ…
そうだ…嘘をついてもいいんだ…
俺は今更何を言っているんだ?
これは嘘と真の勝負
真実の中に嘘が混じってもいいんだ
それを真実にすればいいのだから…
白玖「あぁそうだ…俺はめるさんを自殺に追い込もうとした」
俺は反撃への一言を言い放った。
颯人「追い込もうとした?何言ってんだ?追い込んだんだろ?」
白玖「間違ってないよ、俺は追い込もうとしたんだ」
反撃開始・・・
白玖「俺はめるさんを自殺に追い込もうとした。死の恐怖を知っているから。だけど、彼女は強かった。強い意志を持っていた。だから死んだなんてありえない、そう人狼に殺されたとしかありえないんだ」
疾風が俺の背中を押す、このままいくしかない…!
颯人「人狼は2人いるっていうのか?」
颯人の質問に俺はトドメの一撃を喰らわせる。
白玖「2人いるかも知れませんね。でも、今回は違います。お前だ颯人。お前がめるさんを殺したんだ」
嘘2つ目…なんこつこうが何もバレやしない…
その嘘を俺の中で正当化して本当のようにして話してしまえがいいんだ
そうすれば、怪しまれることなんてないんだ。
颯人「なんで?何を言ってんだ?俺はさっきから自殺だって」
白玖「それを言い出したのは雅紀さんだ。それにずっと乗っかているのは誰だ?お前しかいないだろうが?」
颯人「そうだが…俺は自殺したところを見た…って」
白玖「自殺したところ?お前が殺したところじゃなくてか?人狼の手助けをして、自分は味方ですアピールか…それとも、その程度で俺を追い込んだつもりか?まぁお前はここで終わりだ」
颯人「・・・こんなのお前のただの推測でしかないだろう?!それに証拠が何一つないだろが?!」
白玖「それを言うなら、お前が殺してないという証拠もない」
皆の目線が颯人に突き刺さる…
颯人「・・・違うんだ!俺はめるさんを殺してなんかいない!俺が殺したのは・・・・・」
・・・決まりだ。こんなにあっけなく終わってしまうなんてな…
相田「終わりのようですね。では投票しましょう」
じゃあな颯人。またあう日まで・・・
|
|