全人類の仕事。
私たちが住むこの地球上にある水、空気、森をこれ以上汚すことなく次の世代に渡すにはどうしたらいいのだろう。 それを考え、悩み、迷い、討論する、このことこそが今この時を生きる全人類の仕事なのだろう。 食べる為に仕事をする。生きがいが欲しくて仕事をする。暇潰しで仕事をする。 どんな思惑で仕事をしようがいっこうにかまわない。 共有している我らの役目を忘れなければそれでいい。 目指すべきゴールは一つだ。
自分が好きな音楽の長所を音楽に全く興味がない友人に伝えるような熱心さで 毒ではない水、肺を痛めつけない空気、生命力で溢れている森を次世代に生きる子供たちに残すことが出来たら。 押しつけがましいだろうがなんだろうが美しいものを美しいままで無事に手渡せることが叶うのなら猜疑心であふれたこの世界に生まれてきた甲斐があるというもの。
私は先代からこの美しい地球を受け継いだ。 だから今度は私が水や空気や森を次の世代に渡す番なのだ。 それが私の仕事。 全人類の仕事。 何が出来ようが出来まいが試みることこそが仕事。
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