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作品名:自殺が罪になった日 作者:札中A斬

最終回   6
一度、死ぬこと に逃げ道を求めた も の はまたそこに逃げてしまう。
 そう、逃げ道の選択肢に死があるから人は
自ら、命を絶つ。
 この選択肢に死というものがある限り
自殺する行為を罪としてもそれは制止力持たず。
志願者たちはそこに向かう 。
 自殺というものをなく すのに方法は無い訳ではない。
 それは自殺の存在を抹消することである。
しかし、根付いたものは深く。
取り除く ことは困難なことだし
「かわいそう です」なんて自殺者を増殖させる腐った社会の認識も厄介だ。
 だが、「原発は安全です」という プロパガンダで国民をマインド コント ロールした実績を持つ。
日本政府が本気出したら 不可能ではない
 本当に自殺者を〇にしたいと いう のならそうするべきです。
 
そうすることが出来たら。
 人間は
 どんなに悲しみに打ちひし がれよう が
 借金がどれだけ膨らもうが
 人はそこで
 もがき苦しみ
 人に助けを求め
 善意か悪意が沁み見込んだ 手を 差し伸べられて
 生きていく
 心の臓が止まるまで
 これが本来の人間の姿だと
 俺は思う 。
 こころから
 
                                        岐路灯 吾さ雄


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