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作品名:初恋 作者:岡田氏

第1回   1
 私は、今女の子に告白されている。だが、私は動揺しない。なぜ?始めてではないからだ。私は女の子にモテル。かなり、だ。なぜかは、しらん。だが、三日連続だ、不愉快にはならない。が、毎日呼び出されてはこれだ。どうすればこの、呼び出しと告白の嵐はおさまるだろう・・・・・。私の出した答えはこれだ、
「いいよ。」
この、一言から初恋が始まることなんて思いもしなかった。

ばたっ

なぜだ、なぜ倒れる・・・・・。なぜか、彼女は倒れた。

とにかく私は倒れた彼女を保険室まで運んだ。私は男勝りなとこもたたあり可弱い女の子を運ぶことは、難ではなっかた。

保健室のベットに彼女を寝かせ、横に座った。今日の授業は先生の会議とやらで午前までだった。しばらくすると、彼女が目を覚ました。
「おはよ。」
「お、おはようございます!あ、あの私・・・・・」
「いきなり倒れてびっくりしたよ。」フフッ
「す、すいません!その、うれしくて・・・・・あ、あの私、二年の冬月心っていいまっす!!名乗りもしないですいません!!あ、あの菜月先輩?」
「京香でいいよ。どしたの??心ちゃん」
「京香先輩い!!!あの、私なんかでいいんですか??私なんて可愛くもないし、京香先輩みたいに頭もよくないし・・・・・」
ドキッ・・・・・か、可愛い・・・・・小顔に大きなクリクリの目、鼻は小さくピンクう色の厚くも薄くもない唇、そして、上目づかい。べつに、女の子に興味があるわけじゃない、けど。可愛い。
「な、なにいってんの?心ちゃんは十分可愛いよ?」
「あ、ありがとうございます!!あ、あの、こ、心でいいです!心って読んでください!!」
「うん。分かったよ、心。」
「あの、今日、良ければ、一緒に帰りませんか?」
「いいよ。」
心の顔が、ぱぁーっと明るくなる。めっちゃ喜んでる・・・・・良かったのかな?これで、心はこんなに私を好きになってくれてる、でも、私は心を利用してる・・・・・

夕日が空を赤く染め始めたころ、心と帰路についた。
心は、うれしそうにはねながら話している。いまさら、さっきのは心を利用するために言っただけなんて言えない・・・・・
「京香先輩??聞いてます??」
「あ、ご、ごめん。」
「何考えてたんですか??」
「いや、ちょっとね・・・・・」
「そいえば、京香先輩ってどこの部屋なんですか??」
「そういえば、心と同じ寮だったね。」
「はい!!よかったら、今日遊びにいってもいいですか??」
目をギュッとつぶり、願うように言う心。
「いいよ。」二コッ
「やったーーーー!!!」

    夜
パジャマに着替え明日の用意をしていた時、こんこんとドアが叩かれた。
開けると、心が枕を持って立っていた。ま、枕てかクマさん??
[こ、こんばんは!」
「いらっしゃい。」ニコッ
パジャマ・・・・・可愛い!
「おじゃまします!」
「ベットに座ってて、今お茶持ってくるから。」
「は、はい!」
「とまってく???」
「い、いいんですか?」
「うん。」
「ありがとうございます!!」
それから、たわいもないはなしをして、寝ることにした。寮の部屋は、二人部屋と一人部屋があり、好きなほうを選べる。私は、静かなのが好きなので一人部屋にした。
二人で、一つのベットに入った。しばらくすると、寝息が聞こえた。
「心?ねたの?」
「す〜す〜」
緊張してたのかな?無防備な寝顔・・・・・今まで感じたことのない感情に襲われた。吸い込まれるように顔を近づけ、厚くも薄くもない唇にキスをした。なぜ、そんな事をしたのか、自分でもわからない、初めての感情だった。


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