私は、今女の子に告白されている。だが、私は動揺しない。なぜ?始めてではないからだ。私は女の子にモテル。かなり、だ。なぜかは、しらん。だが、三日連続だ、不愉快にはならない。が、毎日呼び出されてはこれだ。どうすればこの、呼び出しと告白の嵐はおさまるだろう・・・・・。私の出した答えはこれだ、 「いいよ。」 この、一言から初恋が始まることなんて思いもしなかった。
ばたっ
なぜだ、なぜ倒れる・・・・・。なぜか、彼女は倒れた。
とにかく私は倒れた彼女を保険室まで運んだ。私は男勝りなとこもたたあり可弱い女の子を運ぶことは、難ではなっかた。
保健室のベットに彼女を寝かせ、横に座った。今日の授業は先生の会議とやらで午前までだった。しばらくすると、彼女が目を覚ました。 「おはよ。」 「お、おはようございます!あ、あの私・・・・・」 「いきなり倒れてびっくりしたよ。」フフッ 「す、すいません!その、うれしくて・・・・・あ、あの私、二年の冬月心っていいまっす!!名乗りもしないですいません!!あ、あの菜月先輩?」 「京香でいいよ。どしたの??心ちゃん」 「京香先輩い!!!あの、私なんかでいいんですか??私なんて可愛くもないし、京香先輩みたいに頭もよくないし・・・・・」 ドキッ・・・・・か、可愛い・・・・・小顔に大きなクリクリの目、鼻は小さくピンクう色の厚くも薄くもない唇、そして、上目づかい。べつに、女の子に興味があるわけじゃない、けど。可愛い。 「な、なにいってんの?心ちゃんは十分可愛いよ?」 「あ、ありがとうございます!!あ、あの、こ、心でいいです!心って読んでください!!」 「うん。分かったよ、心。」 「あの、今日、良ければ、一緒に帰りませんか?」 「いいよ。」 心の顔が、ぱぁーっと明るくなる。めっちゃ喜んでる・・・・・良かったのかな?これで、心はこんなに私を好きになってくれてる、でも、私は心を利用してる・・・・・
夕日が空を赤く染め始めたころ、心と帰路についた。 心は、うれしそうにはねながら話している。いまさら、さっきのは心を利用するために言っただけなんて言えない・・・・・ 「京香先輩??聞いてます??」 「あ、ご、ごめん。」 「何考えてたんですか??」 「いや、ちょっとね・・・・・」 「そいえば、京香先輩ってどこの部屋なんですか??」 「そういえば、心と同じ寮だったね。」 「はい!!よかったら、今日遊びにいってもいいですか??」 目をギュッとつぶり、願うように言う心。 「いいよ。」二コッ 「やったーーーー!!!」
夜 パジャマに着替え明日の用意をしていた時、こんこんとドアが叩かれた。 開けると、心が枕を持って立っていた。ま、枕てかクマさん?? [こ、こんばんは!」 「いらっしゃい。」ニコッ パジャマ・・・・・可愛い! 「おじゃまします!」 「ベットに座ってて、今お茶持ってくるから。」 「は、はい!」 「とまってく???」 「い、いいんですか?」 「うん。」 「ありがとうございます!!」 それから、たわいもないはなしをして、寝ることにした。寮の部屋は、二人部屋と一人部屋があり、好きなほうを選べる。私は、静かなのが好きなので一人部屋にした。 二人で、一つのベットに入った。しばらくすると、寝息が聞こえた。 「心?ねたの?」 「す〜す〜」 緊張してたのかな?無防備な寝顔・・・・・今まで感じたことのない感情に襲われた。吸い込まれるように顔を近づけ、厚くも薄くもない唇にキスをした。なぜ、そんな事をしたのか、自分でもわからない、初めての感情だった。
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