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作品名:本当かどうかは別として 作者:Sharula

第47回   竹島(孤島)を奪う韓国の真の目的
韓国の仁川空港に到着したススムとセルティは、日本行きの飛行機へ
乗り継ぐために空港内を移動していた。そのとき、彼らは同じく空港
内を移動していた石川逸郎に出会った。彼はススムの同僚だった。


ススムは石川とセルティにお互いを紹介した。



「休暇でパリから日本に帰ってきたのか。俺はこれからロンドンだよ」
「母さんの墓参りに行こうと思ってね、彼女と僕の父さんと…」
「そうか…。もし、少し時間があるなら、コーヒーでも飲まないか?」
「ああっ、いいね。あの店なんかどうだい?」



3人は空港内にある驚くほどたくさんの免税店を眺めながら、
あるレストランに入り、コーヒーやちょっとした軽食を注文した。



「石川、竹島問題で韓国は荒れてるの?」

「今、ソウルの在韓日本大使館前は大変らしい。デモやトラック突入
もあったし、火炎瓶や糞を入れたペットボトルの投げ入れもあったよ」

「すごいなあ、シリアかアフガニスタン並みだね」

「まあ、今は日本人の韓国旅行は危ないかも知れないな。外国人への
レイプ事件も多いみたいだし、ぼったくりや日本人観光客」専用のス
リも多いと聞いてる」

「セルティを市内観光に誘わなくて正解だったかも知れないな」

「心配してくれてありがとう。でも、私は誘われても断ったでしょうね」

「なぜ?」

「気のせいかも知れないけど、飛行機が韓国に着いてから聞こえるの。
韓国のクリスチャンらしい人たちの祈りの声が…。『お金持ちにして
ほしい』って連呼してるみたい…。そんな祈りを私は受け入れられない」



石川はセルティの発言に感心した。彼が知る韓国のキリスト教会は、
彼女が感じたとおりの祈祷をしていた。彼もロックコンサートかディ
スコ音楽にのせて、そんな祈りをする光景に驚愕した一人だった。



「なあ、石川。韓国は本当に愛国心で竹島に執着してるのか?」

「う〜む、ススム。なかなか鋭いな、おまえ…」

「そりゃそうだよ、実利的なメリットなしに経済破綻寸前の国が、
小さな岩礁に事業費430億ウォン(約30億円)の海洋科学基地をつくる
なんてあり得ない」

「おまえの言うとおりだよ。答えは『メタンハイドレート』だ」

「次世代エネルギーとして注目の…。それでどのくらいの量なんだい?」

「韓国側の調べでは、50年間分の天然ガスに相当するらしい」

「そりゃあ、すごいな。韓国はすでに調査済みか…。他にも何か?」

「あるある。竹島周辺は水産資源も豊富で、韓国は年間11兆6000億ウォン
(約8100億円)の経済効果を期待しているらしいぞ」

「そうか…、国家あげての資源強奪戦なんだね」
「ああっ、愛国なんて、もっともらしい大義名分はいいけどな」


石川はカバンの中から新聞を出して二人の前に広げた。



「民主党の前原議員が李明博大統領を批判したことに『親韓派議員が
なぜ?』とビックリしてるんだよ。でも、多くの人々は民主党の3分の2が
韓国人の帰化人なので、同胞のマイナスになるようなことはせず、
日本の税金を流し続けてくれると自信満々らしい」

「たしか野田首相も…」

「ああっ、彼は在日三世だよ。熊本じゃ有名さ。いつか李明博大統領
に会ったときも一生懸命ヨイショしてたし…。結局、延期・検討・見送りで、
天皇陛下を侮辱されたのに、未だ韓国に何もしてないだろう」

「海外じゃあ、韓国にスワップ取り消しをにおわせたら、韓国は土下座
外交に転じ、次の選挙で民主党を支援する事と、もし選挙で負けたら
次の就職先を斡旋するとの提案があったという噂も流れてるけどね」

「そうか、それじゃあ、安住財務大臣が地元に帰ったらオニギリを投
げつけられたというのも分かるな。宮城県ならお米の放射線量もメチ
ャクチャ高いだろうから、オニギリというより、食品型核兵器だな」

「そういえば、北九州の放射性ガレキはいつから焼却するんだい?」
「9月だって聞いてる。もうすぐだな…」
「残念だよ、西日本にさえ住めなくなるなんて…」

「いや、西日本だけじゃない、住めなくなるのは日本全域だ」
「分かってる。9月になる前に、また日本を出るよ」
「ああ、その方が賢明だな。じゃあ、俺はこれで失礼する」



石川はススムとセルティを残してレストランを出た。






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