被害者の会のメンバー。ピロの家にいく (被害者の会はピロに会えるという特権があるのだ)
ピロに会い、深々と頭を下げる
”今までの非礼を、どうかお許しください
よく考えてわかりました あなたは、我々に 損害など与えていませんでした。
そういうふうに、錯覚していただけなのです。 我々の勘違いなのです
それなのにあなたを逮捕し、自由や財産を奪い 損害を与えてしまいました 我々のほうこそ、あなたに補償をすべきなのです”
ピロ、答える
”私の債権を持つことで、あなたも得をしました 私も、債権を発行することで得をしました
このシステムを採用したことにより お互い得をしたんです。
両者とも、補償はおわっているわけです。 だからもういいんです。”
二人、手を取り合う
ピロの家族、被害者の会 共存共栄という、この優れたシステムにより お互いの過去を清算したこの二つの家は 末永く繁栄しましたとさ
めでたしめでたし
おしまい
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