指導者>せっかく莫大な金をかけてファン相手に宣伝しても、 ”これは売れてはいるけど私はいいとは思わない、だから買わない! これよりもっと良いものなんていくらでもある” などと独自の判断をされてしまう。 反対に、金をかけなくてもあっさり売れてしまうものもあるでしょう。 芸能コンテンツは水物ですね。
こういった、消費者なりの”賢い判断”をされたら商売する側はどうなります?? ちっとも儲からない。反対に、大損してしまう恐れだってあります。
これでは、いままでの芸能界は、不安定な投機市場とかわりありません。 当然、巷の投資家は二の足を踏むでしょう。 こんな業界に、多くの投資を呼び込むことはできませんし 業界のレベルも上がることなく、当然、発展することもありません。
芸能コンテンツの売り上げが、 消費者自身の感覚的な選択に任されているというのは、 ずばり”不安定リスク”なのです。 消費者、生産者ともども、ためにならない状態なのです。
記者>しかし、たとえ芸能界が投資家にとって魅力ある市場になったとしても 芸能界がバカなタレントだらけになってしまったら、、 ファンもあきれて、パイ自体も減ってしまうのでは・・ そうすると市場は縮小し、かえって市場としての魅力が 減退してしまうのではないかと思うんですがねえ?
指導者>ウタダやピロがいなくなってしまえば ’主”を失ったファンは、現状でもっともベストなアーティストに移行するでしょう。
そこでさっそうと現れるのが、私達が事前に準備した”システム”すなわち ボー娘らの芸能人たちです。
記者>’たち”って、ほかにもいるんですか?
指導者>ええ、います。 連中のキャラを研究し尽くしましたので、キャラは十分に”かぶって”います。 デビューも、連中の失脚の後、間髪いれずに行いますから失敗はありません。 ファンは、すんなりと移行するでしょう、だからパイ全体は減少しません。
記者>なるほど周到ですな。惚れ惚れしてしまいます(笑)
指導者>とにかく、ウタダやピロなどが、膨大なシェアを 握っているという現状は、どう考えても不当であるということは、 こういうことなどから結論付けられるのですよ。
お分かりですか?みなさん!
会場の賛同者>おーーーーーーーーーーーーーー(シュプレヒコール)
記者>またいたのか、サクラが・・・・
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こうして 200X年。シブチン粛清計画、秘密裏にスタートする
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