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作品名:あるシステムの敗北 作者:しろ

第5回   最強の”システム”とは・・
記者>どういうことですか?


指導者>説明します。
金をかけるということは、多くの人が商売できるということなのです


たとえば”ボー娘。”はウタダやピロと違いバカで芸無しの集まりなので
人気維持のため何十億という金が業界につぎこまれます。
それで、多くの人に仕事があたえられます。雇用効果は抜群です。

しかも、ファンも宣伝にのせられやすいバカばっかりですから
必ず投資した以上のお金を我々に還元してくれます。

バカ相手の商売は出費が利益に比例しているのです。
つまり、リスクがほとんどなく、安定していて見込みを立てやすいのです。
しかも利回りは高い。投資商品としては最優秀といえます。


記者>なるほど

  バカの芸無しタレント + そんな程度のやつを支持するんだから
                当然バカであるファン層”

というコンビが、この世で最強の投資システムであると・・・


指導者>さすがですね。まったくそのとおりですよ(笑)

でも逆のパターン
”ウタダ、ピロのような渋チン + そんな彼女を支持するのだから、
                 当然賢いファン層

というコンビは、こうはうまくはいかないでしょう。
とにかく、連中とそのファンは、一筋縄ではいきません。
こちらもあれやこれや知恵をひねらないとコンテンツは売れません。
余計な苦労を強いられます。仕事しづらい、やな客です(笑)。


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