成功した、ボー娘24期メン出身のある女性 公園でハトを殺して食べている、あるホームレスを見かける。
よく見てみると、かつての芸能局長、とんくであった。
”うぃー、はとうめーーじょー
げぽげぽ 15期メンの○○ちゃんどうしてんのかなーー この俺様をさしおいて 今ごろどこかで、金持ちの男とハメハメかぁ?
チクショー、裏切り者めーーーー 俺がどれだけお前のために尽くしてきたか わかってんのかーー”
(よだれをたらしながら、泥まみれのハトをほおばる浮浪者)
”私もあのときあのままだったら、ああなっていたかもしれない あの、ウタダさんや、ピロさんの言葉があったから、いまこうしていられるんだ。 彼女たちには、感謝しないと・・・”彼女は、心の中で思った。
”社長、あの浮浪者、どうかしましたか?”運転手が尋ねる
”いえ、なんでもない。急いで”
”わかりました、10時から会議ですよね。急がなくっちゃ”
クルマは猛スピードで、浮浪者の脇を通り過ぎていった。
ある”システム”の敗北 完
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