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作品名:誰も書かなかったロシア連邦サハリン州(樺太)の話 作者:しんたろ

第1回   サハリン州ドリンスク市(旧樺太)を知る・・1
今年の夏もサハリンから訪問団がやってきた。
サハリンはこの街から案外近い、コルサコフから稚内までフェリーで5時間(日本のフェリーが就航している)で到着だ・・
訪問してくる彼らは、100円ショップで買い物・市内を観光し数日を過ごし帰国するわけである。

私も以前からサハリンを訪問している。
サハリンは日本人が住んでいた名残があちこちにまだある島。
ロシア連邦サハリン州に入国するのにはパスポートの他にロシアからの招待状が必要である
(これらは旅行会社で作成してもらえる・招待状は宿泊するホテルが代行してもくれる)
原則的に外国人は野宿が禁止されている、ツーリング等でサハリンをテントで観光することは不可能に近い、強盗に逢うとまでは言わないがかなり危険であると承知しておく必要がある。治安の悪さは言うまでもなく深夜のディスコなどでナンパを企むことは無謀である。
年に数名の日本人観光客がディスコでナンパを仕掛けナンパした男の方が丸裸にされ北海道事務所に泣きついたという・・事務所の職員の話である。
多少高額(10000円程度・)であってもセキュリティーのしっかりした日本人向けの高級クラブが安全である、ホステスは自分で選ぶスタイル・指名料がロシアン美人の給料(2000円)となる”ホステスたちは「私はいくらですか?」という誘いの日本語は知っている、ラブホがないためホステスの家か滞在のホテルが場所となる、料金は不明(爆)ちなみに大卒の初任給は30000円程度であるからご想像ください。
フェリーが稚内より運行し運賃も往複40000円以下で運賃は安い
しかしホテルは日本人が予約すると10000円以上はするであろう
ここ10年、外資系ホテルの他にカニと日本車販売で儲けた金持ちがユジノサハリンスク(州都)にホテルを建ている、日本のホテルをまねたものが多い。
外資の外国人向けスーパーもオープンしている、ここは安全らしい。
日昼でさえ、歩くにはスリなどに注意が必要である。


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