〜駅前(待ち合わせ場所)〜
卍 「おつかれー」
ロッキー 「おつかれー。今日何食べる?」
卍 「女の子食べたい。」
ロッキー 「ちょっ!、、それ!まだ早いってぇぇ!!」
卍 「冗談やってば!ロッキーは何食べたい?」
ロッキー 「んーっと・・・・女の子食べたい。」
卍 「ちょっ!!・・ぷふっ!!・・天丼!・・くはっ!・・あぶないあぶない。さすがロッキーwwww」
ロッキー 「やろー?ここで被せたら面白いやろなーってロッキーコンピューターが弾き出したんやなーははは!!」
卍 「ロッキーコンピューターってなんやねんww」
2人 「ハハハ・・・」
ロッキーはたまにこんな感じで俺の事を外出に誘ってくれる、唯一俺の素の部分を出せる貴重な人材だ。
ロッキー 「まぁいいや、とりあえずいつもの天一行きますか。」
卍 「結局天一か、まぁ鉄板やもんなー。いこいこ。」
〜天下一品にて〜
卍 「えーっと、俺は餃子セットで、、これってゴハンをチャーハンに変更出来ますよね?」
店員 「はい。出来ますよー。」
卍 「じゃぁそれでお願いします。」
ロッキー 「俺も同じので」
店員 「ありがとうございます。・・・餃子セットチャーハン変更がリャンでーす!!」
ロッキー 「・・・いやー、卍くんに報告したい事があってさーw」
卍 「なんやねん、何で話す前からニヤニヤしてんねん」
ロッキー 「実はさ、、」
卍 「へー!マジで?!そんなにデカかったんや!マジやばいやんそれ!」
ロッキー 「まだしゃべってないから。いかれとんな卍くん」
卍 「あぁゴメン、続けて。」
ロッキー 「卍くんが前からやってるモバゲーあるやんか。」
卍 「うん」
・・・ロッキーにはつい最近、モバゲーで女の子と仲良くなる方程式を教えたばかりだった。 (卍は学生時代にモバゲーを駆使して女子高生を食べまくっていた過去あり)
ロッキー 「それで最近カワイイ子と仲良くなって、『今度会おう』ってなったんやけど、2人っきりは嫌とか言うから卍君誘って2対2で遊びに行くのどうかなーと思って」
卍 「はーーー!!??マジで?!お前・・やるなー!!どんな子なん?とりあえずその子の写メ見せてーや。」
ロッキー 「うん、ほら、この左の子なんやけど・・・仕事は歯科助手らしくて、俺らとタメらしい・・」
差し出された写メには、女性2人が夏の砂浜でピースをしている写真だった。
卍 「えっ、サングラスしてるけどむっちゃカワイイ雰囲気やん。・・右側の子はなんなん?」
ロッキー 「この子も同じ職場の子らしくて、今度会う事なったらこの子誘うって言ってたwwwマジ熱くね?」
卍 「マジかよロッキー!!俺右の子の方がいいなーって思ったんやって!」
店員 「お待たせしましたー!餃子セットチャーハン変更がおふたつですね。」
ロッキー 「はーい」
卍 「他に写メないの?」
ロッキー 「んー、これしかもらってないけど、言ったらもらえるかも。とりあえずメシ食おうや。」
卍 「まじでロッキーいつの間にそんな成長してたんやって・・・ありがとう!!」
ロッキー 「うん。」
意外と育ちの良い2人は、食事中に携帯を触ったり、汚い会話をするのはあまり行儀が良くないという共通の意識があり、黙々と餃子セットのチャーハン変更を平らげた。
第2話 完
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