第1章 【空】
大きな大きな空
広い広い空
果てしなく続く空
見上げるといつも見守ってくれている
悲しい時も、嬉しい時も
でも貴方は気分屋さん
晴れてる日は笑っていて
雨の日は泣いている
曇りの日は落ち込んでいて
雪の日は嬉しそう
毎日、いろんな貴方を見せてくれる
明日の貴方はいったい、どんな気分かしら?
でもね
時々、貴方をみて泣いてしまうの
貴方はいったい、どこまで続いているのか
もしかして、まだ誰も知らないところまで続いているんじゃないか
そして貴方は一人、その地を照らしているんじゃないか
そう思うと寂しくて、怖くて泣いてしまうの
でも、貴方がいなくなるのは嫌
いつまでも上にいて、私を見ていて欲しい
無限に広がるこの空の下、どうか私達を照らし続けてください。
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