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作品名:その箱は開けないでください!
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作者:矢田なれん
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この作品に対する感想・要望
2013年06月27日(Thu) 14時02分
投稿者:ゲスト ID:VttE5swPLI
拝読いたしました。
作者さんの心内にある若さと老いのせめぎあいを感じさせる作品です。老後への未来・予測、若い自身に対する閉塞感を裏打ちする感性の硬直・鈍化、親不孝として描かれる過去の後悔が、(作者さんの)現在進行形のように語られています。
片桐にエキセントリックな印象を受けた巻村が、次第に彼女の優しさを拠り所としていきますが、果たして片桐の優しさは異性的なそれであったろうか。現実に疲弊した諦念の甘受のような含みを感じさせて面白いです。
おとぎ話のギミックが使われていますが、シンドロームのような若者の早すぎる感性・生活の硬直が、(暗に)それをもたらす社会によって『平凡で当然な人生設計を軽々と飛び越え、僕はいきなり老後という現実に叩きつけられた』と感じた作品でした。
2013年05月05日(Sun) 19時31分
投稿者:たっくん ID:VlJMnMIb.6
拝読いたしました。
正直、驚いております。
面白い!次が早く読んでみたい!
そう思わせる構成、巧みな文章力、とても
素人さんのネット投稿の作品ではない。
早く次号を読ませて下さい。
心待ちにしております。
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