翌日、アタシは学校が終ると、トオルが待つ喫茶店に向かった。
わざわざ今日という日をトオルから指定してきた。
ほんとに珍しい。
普段ならいつまでも決めてくれないから会えない事ばかりなのに…。
喫茶店の扉を開けると、4日前と同じ奥の席でトオルが座っている。
ただ、4日前と違うのは、下を向いて小さくなっているトオルではなく、しっかり前を見据えているトオルだった。
(何だかいつもと違う…。)
アタシにはその時、いつもと違う、まるで何かを決意したようなトオルが映っていた。
アタシはトオルの前に座り、4日前と同じく、ミックスジュースを頼んだ。
「ユウちゃん、わざわざ来てくれてありがとう。」
「別にいいよ。暇だし。で、どうしたの?今日は。」
「実は…、この前会った時の事だけど、僕が『僕とユウちゃんは恋人同士だよね?』って尋ねたら、ユウちゃんは、『一応ね。』って答えたよね。」
「ええ、答えたわよ。」
「だから、はっきり言いたい事があってきて来てもらったんだ。」
やっぱり何か違う。
いつものトオルじゃない。
|
|