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作品名:恋ラジオ 作者:むじ

第4回   イバショ
あぼんのやさしさが健にはうれしかった

しかし、ともの独壇場であることに変わりはなかった

「じゃあそろそろお開きにしますかー」

結局、健は全く活躍することなく終わってしまった

悔しかった・・・・

次の日、健はまたシュウカツで面接会場へ行った

面接官「君の長所は何ですか?」

健「はい、人とコミュニケーションをとることが得意です」

面接官「具体的にどういうところが得意なんですか?」

ふと、健に昨日のラジオのことが頭に浮かんだ

あれ?おれ全然、人とのコミュニケーションとるの下手じゃん?

健は面接官の前で黙り込んでしまった

面接官「もういいです、はい!!では次の方〜」

今日もダメだった

おれには長所も何もないな〜

健はもう何もかもが嫌になっていた

気がつけば面接にも行かなくなっていた

それからは腐ったような毎日

毎日、食べては寝て・・・外に出るときもコンビニに行くぐらい

なんて腐った毎日・・・

おれはこのまま社会の隅でゴミのように生きていくんだ・・・

・・・・

泣けてきた

悔しいな〜何かおれも変わりたい

何から変われる?おれの長所を見つける場所・・・

・・・ラジオ?

健はもう一度ラジオを始めることにした

こんなダメな自分を変えるため、小さな一歩を歩みたかった

「はーい、どうも健のラジオでーす」

しかし、誰もこない

やっぱそうか〜もうやめようかと思ったとき

「ピンポーン」

来場者がきた

名前、名前は・・・?

え?

あぼん「よっ!!」

あぼんだった

健「よく来てくれましたね〜久しぶりです!!」

うれしかった!!それから健はこれまでの自分のダメな日々を語った

あぼん「このゆとり世代が!!おれのときは飯食うためだけに必死だったんだぞ」

あぼんさんのコメントが厳しくも温かった

それから健はふっきれた

健「昨日、すれ違ったJKにブサイクって言われたんですよ〜w」

あぼん「残念すぎるwww」

気がつけば、リスナーも増えていた

そして面接にもいくようになった

面接官「君の長所は何ですか?」

健「はい!!私は自分の素直さがウリです!!というのも〜」

1次面接合格!!

よっしゃー!!

初めての合格

おれを変えてくれたのはあぼんさんだ

たぶんきつめのおっさんだけどいい人だ

ちゃんとお礼を言おう

健「ラジオをはじめて5回目ですが〜あぼんさんいつもありがとうございます」

あぼん「暇つぶしに来てるんだよ」

健「またまた〜そんなこと言って〜ほんとにありがとうございました」

あぼん「おれが面接の伝授おしえてやるからスカイプするぞ!!」

健「はい!!」

あぼんさんとスカイプをすることになった

健「もしもし〜」

あぼん「はい〜♪」

えっ!!女性の声!?

健「あぼんさん女性なんですか!?」


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