あれは今思えば不思議だった??奇跡だった?? あの雨の日に彼女に出会えたことが・・。
高校2年生の秋だった。バスケ部の練習がなく、放課後の時間をもてあましていた。 そこで駅近くのマクドナルドに親友の三上弘人と来ていた。
「こら〜岸辺和真〜おまえまた女子に告白されて、ふったんだって??」 「・・。ああ。弘人もう知ってたのか??」 「今年は何人目だあ??ところでなんで断っんだ?」 「オレそうゆうのニガテで。」 「ニガテって・・。このまま彼女作らない気か?」 「そんなつもりはないよ。てか、お前こそ彼女作れよ」
オレは、恋愛とかってよくわからなかった。自分が人を好きになるって事がその時は 理解できなかった。君と会うまではね・・・。 てりやきバーガーをほうばりながら、弘人とたわいのない話をいていた時だった。 ふと、オレは窓越しに外をみた。あいかわらず止みそうにない雨が降っていて たくさんの人たちが行きかっていた。色とりどりの傘がおどっているなか、一人の少女が目にはいった。とてもきれいな子で、オレと同じくらいのだなと思った。次の瞬間、 通りかかった中年のサラリーマンと少女はぶつかり、手に持っていた傘が吹き飛んでしまう。その少女は相手のサラリーマンに頭ををさげ、自分の持ってた傘を捜し拾おうとこちらを振り向いた。そこで初めてオレは君と目があった。目をそらそうと何度も思ったが、そらせなかった。彼女は恥ずかしそうにニコッと笑ってみせた。
「おい!和真、聞いてるのか??」 弘人のこれでオレははっとし弘人のほうを見た。 「で、なんだっけ・?」 「聞いてないのかよ、なにぼーとしてんだよ。」 「ごめん。ごめん、でなんだっけ?」 「だから・・・・」 弘人がしゃべりだし、もう一度外を見たが、彼女の姿はどこにもなかった。 何日かしてあの日彼女を見たとおりを通ってみたが、彼女に会うことはなかった。 残念な気持ちもあったが、また彼女に会える気がなぜかした。いや、会えると信じていたんだ。
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