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作品名:おウチに帰りな。 作者:j.heen

第8回   【開幕。そして7年】娘たちとの日々 ― えりか
渋谷のえりかは頭が良く、歌がうまく、活動的で、背の高いスレンダーな娘だった。
BカップでB型だ(笑)
イイ年をして、私は10代の女の子のに恋してた。


放課後、渋谷・のんべい横町で待ち合わせ、
宮益坂のカラオケBOXで2時間が お決まりのコースだった。

えりかに普通にカラオケしてもらいながら、
私がデジカメで写真を撮る。
日常的な姿とパンチラ姿。
都立の高校のため、普段Gパンの彼女は
そのために制服のミニスカートを持参してくれた。

まず、1時間ほどカラオケ&おしゃべりしながら彼女をデジカメで撮る。
次の30分は、ブラ/パンちら撮影中心に。
残りの時間で、目の前で下着を脱いでもらう。
そのシーンも写真やビデオで撮影するのを忘れずに。


あまりにも楽しくて、この2時間は あっという間に過ぎてしまう。
楽し過ぎて1度なんか、下着だけ受け取って お手当て渡すの忘れたことがあった。
彼女も私も それに気づいたのは、別れて別の電車に乗ってからのことだった。。


後から聞いた話だが、
えりかの両親はこの少し前に離婚し 母親と二人で暮らしていたらしい。
一人っ子だった。
彼女も ぽっかり大きな暗闇を、内面に抱えていたのかも知れない。


いずれにしても、
週1回のえりかとのデートが半年あまり続いたのは
彼女の社交的な性格によるところが大きい。

彼女には、お笑い芸人の卵の年上の彼氏がいると聞いていた。
ある時
 中絶費用を貸して欲しい
と相談された。
かなりショックだった。
妊娠するようなミスは犯さないタイプと信じてたから。
貸せない額では無かったが、万一のこととこれからのことを考えて
親に相談するように答えた。

その頃から、少しずつ えりかへの気持ちは薄れて行った。。


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