逃げる 逃げる 逃げる 逃げの一手を打つ それのどこが悪い 逃げろ 逃げろ 逃げろ それが正しい道 バカ正直に、嫌なこと、何もかも受け入れる必要はない 「ガマンが美徳」それは正直者をだますウソ 無理するな 苦しむな ガマンが人生のすべてであるはずがない 第一、逃げ道がちゃんとある
希望通りに逃げ切れた なのに、後味が悪い 気分が悪い 逃げない方が良かったのか 無理に受け止めたら、ひどい嫌悪感に襲われる なぜ逃げられるのに逃げなかったのかと後悔する 決断力の無さを嘆く 人には得手、不得手がある 私が逃げたくなることを、苦も無くこなす人間がいる 任せれば良いではないか 自分がやる必要はない 算数が得意科目の子供でも、算数をやっていて苦しいときがある 算数が苦手科目の子供の苦しみとは種類が違う やがて喜びに変わる苦しみと いつまでもただ苦痛なだけとは訳が違う 高いところに上ろうとする苦しみと 底辺でもがく苦しみは訳が違う
分かっていても後味が悪い どちらの道も行き止まり 逃げろ 逃げろ 逃げろ 一体どこへ・・・
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