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作品名:元気にしてくれる聖書 作者:madras906@gmail.com

第1回   in the beginning

はじめに
madras906



私がバイブルを手にとったのは1983年。三十年近く読んでいます。

思うほど長くありません。せいぜい千数百ページといったところでしょうか。ドストエフスキーが作った小説よりは短いぐらいかと。けれども、ひもとくたんびに以前気づかなかった何かが載っている。驚くべき冊です。史上最強のベストセラーとして独走し続ける理由が分かります。耳を傾ける者に、心にも体にもパワーを与える摩訶不思議な言葉が書いてあります。

だから、この冊ほど売れたベストセラーはないし、これから先も、越えるものが出版されるとは思われない。

歴史的には白色人種に大きく影響を与えたので、バイブルを抜きにしてヨーロッパを語ることはできません。バイブルを知らないでアメリカを知ることは不可能です。つまるところ、近現代の血脈を欧米から引く日本をさえ、聖書の理解なくして理解しようというのなら、土台無理な話としなければならない。聖書をみれば、目からウロコの落ちる感じが味わえるでしょう。

とはいいながら、この書は知の書ではありません。読むからといって、頭がよくなるわけではない。読まない人にくらべて偉くなれるわけでは全然ない。目からウロコというのは、心の目が開かれるから、という意味です。世の中が違って見えだすからです。今の世界、正面からフツーに見るなら、気が変になりそうな事象ばかりです。不安なばかりです。

バイブルは、事象の舞台裏を見せてくれます。舞台裏を知るとき、精神は安らぎ、肉体は治ります。命を生きだします。


faith. hope. love.


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