俺が誰か? そんなことに意味はない。 俺の組織? 知りたがるのはよせ。 奴らと、俺と、どちらが善か? どちらでもないさ。 ただ、奴らは持っているんだ。俺が手に入れなければならないものを。 多くの仲間が死んだ。しかし、それは奴らも同じこと。 そして、俺は手に入れた。後は、届けるだけだ。
「持って参りました。これが、QG2です」 「えっ?何、これ?」 「いや、何って?『QG2を盗れ』という指令だったので…」 「…えっ?俺、『休日をとれ』って、言ったつもりなんだけど…」 「………シャレに、なって無いんですけど………」
(おしまい)
字数が足りないので、オマケを付けます。
題名<ですノート>
私は、<ですノート>。 私に、名前を書かれたものは、決して逃れることはできない。 さあ、今日も、また一人…。
「ああーっ!これは、どういうことですか?ですます調でしか 話せなくなっています!」
(おしまい)
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