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作品名:もうあの頃には戻れない・・・・ 作者:神風珠輝

第2回   2
涼凪は抵抗してようやく離してもらった。

涼凪は手の甲で唇を擦り、巧慈を睨みつけた。

巧慈はニヤリと笑うと、自分の唇を舌で舐めた。

涼凪は恥ずかしくなり逃げるように屋上から走って

教室に戻り気を紛らわす為に次の授業の準備をしていると

屋上に本を置き忘れていることに気付き今から戻ろうか

考えていると巧慈が何事もなかったかのように

教室に入ってきた。

涼凪の横を通るときに、巧慈は涼凪に囁いた。

「放課後屋上に来い。そうしたら本を返してやる。

別に俺は来なくてもいいが、来なかったらさっき屋上であった事を

クラス中に話すからな。それでもいいんだったら来なくてもいいぞ。」

それだけ言うと、巧慈は自分の席に着い。

さすがに涼凪もさっきあった事をクラスに話されるのはイヤだ。

涼凪は気が重いが放課後に屋上に行くことにした。

その時まで、涼凪はすぐに帰れると思っていた。

そして放課後・・・・

涼凪は約束通り、屋上にいた。

暫くすると、巧慈が屋上に来た。

そして何もいわず、涼凪の鳩尾を殴ると

涼凪は気を失った。

そのまま巧慈は涼凪を担ぐと、誰にも見られずに

かえっていった。


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