涼凪は抵抗してようやく離してもらった。
涼凪は手の甲で唇を擦り、巧慈を睨みつけた。
巧慈はニヤリと笑うと、自分の唇を舌で舐めた。
涼凪は恥ずかしくなり逃げるように屋上から走って
教室に戻り気を紛らわす為に次の授業の準備をしていると
屋上に本を置き忘れていることに気付き今から戻ろうか
考えていると巧慈が何事もなかったかのように
教室に入ってきた。
涼凪の横を通るときに、巧慈は涼凪に囁いた。
「放課後屋上に来い。そうしたら本を返してやる。
別に俺は来なくてもいいが、来なかったらさっき屋上であった事を
クラス中に話すからな。それでもいいんだったら来なくてもいいぞ。」
それだけ言うと、巧慈は自分の席に着い。
さすがに涼凪もさっきあった事をクラスに話されるのはイヤだ。
涼凪は気が重いが放課後に屋上に行くことにした。
その時まで、涼凪はすぐに帰れると思っていた。
そして放課後・・・・
涼凪は約束通り、屋上にいた。
暫くすると、巧慈が屋上に来た。
そして何もいわず、涼凪の鳩尾を殴ると
涼凪は気を失った。
そのまま巧慈は涼凪を担ぐと、誰にも見られずに
かえっていった。
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