涼凪は一人で校内を歩いていた。
涼凪の隣には誰もいない。
涼凪は校内一の美女で誰も寄せ付けないふいんきを
持っているため入学してから一人も友達はいなかった。
しかし涼凪はそんなことは気にしていなかった。
むしろ友達など要らないと思っていた。
そんなある日涼凪のクラスに一人の転校生がやってきた。
「原之巧慈です。千葉県から来ました。宜しくお願いします。」
周りの女子はきゃあきゃあ騒いでいた。
しかし、涼凪は転校生のことなど見ていなかった。
それからあっという間に昼休みになった。
巧慈の周りには、すぐに女子が集まり盛り上がっていた。
しかし涼凪は気にもせず、教室を出て行き、
誰もいない屋上へ向かった。
「ここが一番落ち着くな・・・・。」
涼凪は、ポツリとつぶやいた。
「ねえ、君。同じクラスだよね?」
涼凪は声のほうを向くとそこには、
さっきまでクラスにいた巧慈が立っていた。
「何でここにいるの?」
涼凪は警戒の色を隠さず聞いた。
「俺がここにいちゃ悪いかい?」
巧慈は意地悪く質問を返した。
涼凪はその質問を無視して本を読み始めた。
「ねえ、名前なんていうの?」
「同じクラスなんだから知ってるでしょ?」
「知ってるけど君の口から聞きたいんだ。」
「はあ?何言ってんの?バカじゃない。」
巧慈は涼凪に近ずくと、本を取り上げた。
「何すんのよ?」
涼凪は睨んだ。
「俺さ、君の事気に入っちゃった。」
そういうと涼凪の唇を奪った。
巧慈は自分の唇を涼凪の口内に入れて
涼凪の舌を絡めとった。
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