「あっでも、そっちの世界の人じゃないのよ、普通に男子が好きだし、可愛いものは基本的に愛でたいだけ、あんたんところの双子の姉妹かなり極上じゃない」
(極上じゃない)と言われても、血の繋がりのある兄妹だし、まあ確かに可愛いところもあるがそれは兄妹としての妹に対しての褒め言葉と言うかなんというか? よ〜わからん。
「とにかく、しっかり紹介しなさいよね!同じ女性ライダーなんだから」
そういえばこのサークル部長以外の女性は皆無だ、なぜなら女の子は本当にバイクが好きでなければこちら側には来てはくれず、ほとんどは4輪のほうへ流れていく、 だって、4輪だったら雨風凌げるし、中で寝られるし、まあいろいろ有るわな〜。2輪は夏暑いし、冬寒い、雨は濡れるし、でも季節は肌で感じられるんだぜ!と思っているのは 俺ぐらいだろうな、でも俺は4輪より2輪のほうが好きさ!
「わ、わかりました、そこで一つ僕からのお願いもあるんですけど?・・・」
「何、もしかして愛の告白、あ〜今は駄目駄目!それと年下は・・・」
なに赤くなりながらクネクネして両手で顔を覆いながらそんなことを言ってるんだ!この人は。
「あ〜ぜんぜん違います、実はですね」
「ちっ、ちがうんかい!」
舌打ちしながら意味ありげに俺の顔をみていた。
「部長、次の日曜日都合はいかがですか?」
少々考え込むようにあごのところに手を乗せ
「特には無いけど、な〜に、」
「実はですね〜、さっきの話ではないのですけど妹のバイクが次の日曜日に納車なんですよ」
ちょうど良かった、部長にパシリ的なことを頼もうなんて考えていたものだから気が引けていた、でも、妹を紹介しろと向こうから頼んできて好都合になったラッキー
「その納車に付き合っていただけないものかと思いまして、ほら、僕が車で行っても良いんですが帰りが心配で、それだったらバイクで二人乗りだったら帰りも先導できるし、 でも一人じゃないので、かといって男子部員には絶対頼みたくないし、そしたら最終的にはミノリ部長しか思いつかなくて、何とかよろしくお願いします。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
あれ?下向いてプルプルしている、あちゃ〜パシリ的なことに腹立てているな、どうしよ〜
「洋介!」
顔を赤くして俺の顔を凝視している、(いや〜まいったな〜)かなり起こってるように見えた、そのとき大きな声と両手をグウにして
「どっちも捨てがたいが、どっちを乗せるか〜、迷う〜!」
怒っているんじゃなくて、そっちかよ!
「あの、ミノリ部長、どっちも同じですよ、ただ違いは、名前と性格くらいで後はそうですね、兄である俺でも良くわからないくらいそっくりですよ、あっでも二人の区別はわかりますよ兄妹ですから」
「で、あたしはどうすればいいの」
一応、奏と舞に話をしてから部長にその日の予定を連絡するということで話をした。
その日の夜 、夕食後のリビングで奏と舞に部長が送迎の手伝いをしてくれると伝えた。
「部長って、買い物の時に会った美人のさん?」 「あの美人さん?」
二人そろって同じ事を言った、やはり美人と認識しているようだ。
「そうそう、部長に話したら即OKだった(下心見え見えだったけど)」
「うん、わかった、」
何か二人とも複雑そうな顔をしている、それから二人とも自分らの部屋へ戻っていった。 その後、ミノリ部長に連絡を入れ10時に学校で待ち合わせをして俺の家に来てもらい二人を乗せて納車に行くと予定を立てた、手伝ってもらったお礼に妹二人の紹介と食事をおごろうかと思っている。 あっ、ちゃんと紹介するのと飯を食う話をするの忘れてた!(あいつら部屋に戻っていったな、)そして妹の部屋に向かった。 部屋の前に立ち扉のところに掛かっている(ノックしてね☆)にしたがい2回ノックした。
「は〜い」
なかから奏が返事をした、ドアは鍵はしていないようだったので少し開けてから
「少しいいか?」
「いいよ」
と舞が答えたので中に入った。
二人とも風呂に入る準備をしていたみたいでたたんだ下着、パジャマ等がベッドの上に置かれていた。
「まい、入れるのはやい!兄さんちょっとあっち向いてて!」
といっても、もう見てしまっている、別に妹の下着を見たくらいで興奮するような変態兄貴ではないと自負しておきたいが少し興奮。 やっぱり変態かな?
「いや、別に長居して話すようなことじゃないんでこのまま話すけど、納車終わってから飯でも食いに行こうと思うんだけど、そこでミノリ部長にしっかり紹介したいんだが」
少しの沈黙の後奏が口を開いた
「はい、わかりました、それじゃお風呂に行きますので」
「あっすまん」
舞は無言で風呂に向かう、
なんなんだ二人とも、兄妹だから判る、どう見てもふて腐っている、原因は俺か?
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