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作品名:俺とバイクと双子の姉妹 作者:ひとけ ゆう

第7回   7
「おはよ、どした?」

2人でにたにたしながら俺の顔をみた。

「えへへへへ・・・」
「兄さんのバイクの横に私たちのバイクが並ぶわけで」

そうか、ガレージ狭くなるな、少し整理するか、何か俺のものでごちゃごちゃしてるし、もしかするとヤバイぶつが出てくる可能性が(主に成人向けエロ本)変態兄貴のレッテルを
貼られてしまう、男としては普通なんだが、あいつらだけには、兄としての威厳が、片付けだけは俺一人で何とかやらなければ!

「そ、そうだな、あはははははは、」

「兄貴なにわらってるの?」

「えっ、ああ、ここすこし片付けないとお前達のバイク入らないから片付けなくちゃとおもって」

「それじゃ、今日学校から帰ってきたらお掃除するね」

あ〜ちょっとまって〜ただでさえ俺のものが多いいのにましてエロ本が出てきてしまったら・・・・・・・・・・

「カナ、マイ、二人とも気持ちは嬉しいんだがここの片付けは俺に任せてほしい」
「なにいってるの兄貴!大丈夫、3人でやればすぐ終わるし」

舞は時計を見るて・ヤバ・と小さな声ですぐに振り返り奏の手を取り

「カナ、バス来ちゃう行こ!」
「えっ!マイ、ちょっと、・・じゃ兄さんまた午後、とりあえず行ってきま〜す、」

舞に引っ張られながら二人とも消えていった、とにかく授業終わったら速攻で帰ってこなければ!
そして大学に向かってCB1300SBを走らせた、梅雨に入る前の走行は非常に気持ちが良い、熱くも寒くもなく夜以外だったら過ごしやすくツーリングにはもってこいの時期だ。
30分位で大学に到着、駐輪場はいつも満杯なので部室の前にバイクを駐車(サークルの人だけの特権、もう既に何台か駐車している)して教室に向かった。

「はよ〜」

周りからも朝の挨拶が返ってくる。

「よう、村下、今日もバイクか?」

こいつは4輪部の長沼一美、名前はカズヨシだが二輪部の部長の様にカズミちゃんと呼ばれている。

「よう、かずみちゃん、男はバイクだぜ!今日も風を切ってきたぜ!」

「男はバイクだぜ?みのり部長はやっぱり男だったのか〜!あっ、ちなみに一美と書いてカズヨシだぞ!」

「あたりまえだろ、みのる部長は男の仲の男だ!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「ん、げっ」

すでにヘッドロックが俺の首にかかる、ほっぺにもなにやら軟らかいものが。

「男の仲の男、み・の・りちゃんで〜す!ちなみに♀で〜す、てへ。」

視界に入らないところで俺ら二人の会話を聞いていたみたいで今の状況が生まれた、先輩!ロックが入ってる、落ちる〜・・と心の中で叫ぶが聞こえるわけが無い。
                     落ちる前に離してくれた 助かった〜。

「洋介、お前に話がある、今日の授業が終わったら部室に来てくれ」

と言って教室から出て行った。

「でも、可愛いよなお前ンところの部長さん、て言うか美人だよな、部長が女っていう部もいいよな〜」

授業も始まり単位を取るだけの講義も聞き流し(俺って悪いやつ)本日は以上!そして部室に向かう。

「ちわ〜、あれ?花屋敷だけ?」
「はい、ここには僕だけですが」

こいつは今年の新入部員でこいつも今は中型免許だが夏休みに大型免許をチャレンジするそうだ。

「部長は?」
「ああ、部長でしたら裏のガレージにいますよ」
「サンキュ」

そう、部室の裏に整備ができるガレージがある、そこに今部長がいるらしい。

「部長、来ましたよ、SFの整備ですか?」

「来たね、今マフラーを交換してもらっているところだ」

図体のでかい3年の山形先輩がCB1300SFにモリワキのマフラーを取り付けていた。

「山形君まだ時間掛かる?」
「そうだな、あと30分位かな」
「じゃ、ちょっとよろしく」
「ああ、わかった」

「洋介、部室へ移動するわよ」
「あっはい」

二人してガレージを後にして部室に来たが花屋敷はどこかに行っていなかった、このシュチエーションハ・・・・むふ・・・・・・部室には俺と部長だけ、
何か緊張するな〜

「あのさ、洋介、」

なになに、部長!なに!顔を赤らめて、俺は何を期待しているんだろう?部長がだんだん迫ってくる!角に追い込まれる、あ〜大人の階段登りそ〜。

「部長〜」

俺の顔を覗き込むように赤い顔をしながら

「お前の双子の妹、ちゃんと紹介して〜」

一瞬、目が点になり静寂だけが部室の中に漂う、何か夏前なのにボロイ部室の隙間より冷たい風が入ってきたような気がした。


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