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作品名:俺とバイクと双子の姉妹 作者:ひとけ ゆう

第6回   6
今日は朝から授業が入っていた、ガレージに行きシートカバーを外しイグニッションON、1300tの静かな鼓動が息を吹き返す、調子は良好!本日もよろしくな、タンクに軽くタッチをした。
一旦ガレージから自分の部屋へ、部屋からもCB1300SBエンジンアイドル時の静かな重低音が心地よく響いてくる、授業の荷物を一通りDパックに詰めガレージに向かった。

「おはよ、親父、母さん」

開店の準備をしている親父お袋がいた、いつもの光景だ、中むつまじいというか何と言うか、今風に言えばラブラブ、まあ〜どんな風かというとそれはご想像にお任せいたします、中年のラブラブなんて説明できね〜。

「お、学校か?」
「気おつけていくのよ、昨日のケーキ美味しかったわよ、ありがとうね、」

そう、昨日の話になるが、部長から逃げるように車に乗り、2人とも疲れたのか同時に眠りについて舞がこの俺をどういう扱いをしていたのか寝言で(兄貴・・ぶっとばす)
とか言いやがって、いきなり2人同時に目が覚めたと思ったら(デザート!)(ケーキバイキング)(別腹)とか言い出して2人の行きつけの店に連れて行かれた始末で、店の中、座席の周りもうお分かりだと思うが女・女・女・女ばかり、ポツンと男、俺だけ!さらに2人の行きつけの店と言うことで友達もいて大騒ぎ、俺ときたら場違いの一人浮き状態、とほほ、でも今日日の女子高生、妹の兄貴と知ると否や。

「お兄さん彼女とかいるんですか?」

定番の質問がかなりキツイ、このアマ!いねーよ!お前が俺の彼女になってくれるのか!えっ!と言いたいくらいだ、ほんと余計なお世話だ!

「特にはいないな」

「え〜ほんとですか〜、」

(え〜ほんとですか〜)じゃね!語尾の後(かっこいいのに)とか(じゃあ、あたしが立候補しちゃおうかな)とか言えんのか、お世辞でも。
ちょっと苦笑い。

「うちの兄貴は彼女はいないけど目に入れても痛くない可愛い可愛い妹が2人もいるから今は不自由してないの」

そうそうと奏も首を上下にふっていた。

「まじ〜、マイもカナもお兄ちゃん大好きなの?」

舞がテーブルから身を乗り出し当然です、あたりまえ、何言ってのあんたは?と言うようなかまえで。

「あたりまえでしょ、兄貴だよ、嫌いだったらここでお茶なんかしないっしょ、自慢じゃないけどうちの兄妹は大の仲良しなの」

奏もそうそうと首を上下にふっている。

カナ、さっきと同じじゃねーか!

友達も唖然としている、いいのかこのままで、友達と亀裂が生じたら俺のせいだ、なんとか・・・・・・・・

「ぷっ、」「ぷっ」「ぷっ」
「あはははははははははははは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

三人で笑いはじめた、なんだ、なんだ、把握できない。

「相変わらずブラコンだね、お二人さん、妬けちゃうよあたしは」

なんか、耳打ちで(あたしらの間では有名なことですので)とおしえてくれた。
俺とこの双子の妹は今更だが中は良い方だと思う、兄妹喧嘩も口喧嘩くらいですぐに冷めてしまう、次の日には何事も無かったかのように普段とうりというわけだ。
えっこれが普通じゃないの?他の家庭は知らないけど俺とコイツラは普通ですよと、誰に言ってるんだ俺?

とりあえず甘〜い物の時間は二人が満足するまで続き帰りに両親にお土産まで買い、(この中には自分たちが家に帰ってから食するものも含まれていた)まだ食うのかよ
いくら別腹といってもデブるぞと言ってやりたいくらいだ。

「こんなにたべて大丈夫かしら?」
「へ〜き、へ〜き、別腹はカロリーには入らないのだ〜!」

舞、なんつう理屈だ!ほんとにデブになるぞ!お兄ちゃんはそのへんは心配だ!

と、言うのは昨日の部長と別れてからの話だ、いかんいかん、学校遅れちまう。

ガレージ向かうと奏と舞が俺のバイクをじっと見ていた。



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