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作品名:俺とバイクと双子の姉妹 作者:ひとけ ゆう

第5回   部長はみのる?みのり?
家には電話で連絡をいれ(じゃあ今日は母さんと2人で飯だな、ん、わかった、気おつけて帰って来いよ)だって、何か嬉しそう、まあたまには夫婦水入らずでゆっくりしていただきこちらはこちらで旨いもん食ってゆっくり帰るとするか。

「家に連絡入れといたぞ、さて我々は何にしようか?」

奏と舞が口をそろえて「パスタがいい」と言うので駅近くのイタリアンの店にした。
車はこのまま駐車場に置いて駅まで、ここから歩いてそう距離が無いので歩いていくことにした。

春の風を受けながら公園を歩く双子の姉妹、なんか絵になるんだよな〜、すまん!俺なんかで、もっと美形で生まれてくれば俺もお前たちの一員だったのに、く〜!
な〜んてな、と、思ってたらスーと両腕に双子が腕をからめてきた。

「兄さん」
「兄貴」

なんか、甘えてる、妹に対して赤面してしまった、可愛いじゃないコンチクショ〜!でも、気分いい!なぜなら周りの視線、一人の女の子が腕を組んでいるのではなく、同じ顔で同じ服装の女の子が俺の両腕に絡んでいる、普通では考えられない光景で振り返る男供が多いい。

公園を抜け駅前に着いた、たしかこの辺りだったと思ったが?回りをキョロキョロ。

「兄さんここ」

奏が指差すところに目的のイタリアンのレストランがあった、俺も入った事が無いが確かここの前を通った時にあったような気がしたので、薄ら覚えでも有ってよかった。
店の中に入り席に着きオーダーを済ませ今後のバイクライフに関して話をした。
話もいろいろ弾んで本題の初ツーリングの話に強引にはいりこむ。

「オートバイの納車が来週中だとして、一番最初の休日は俺がにツーリングに連れて行ってやるバイトも休みだし、まずは定番の箱根かな、2人とも予定は大丈夫か?」

なんて勝手に決めてしまった

「私は大丈夫ですよ」
「あたしも〜」

「じゃ晴れたら箱根へ行くとしましょうか、それと温泉入るから温泉の用意は忘れずに」

「えっ、まじで!温泉!温泉はいるの!」
「温泉か〜、楽しみ〜」

二人とも喜んでくれた、良かった、
食事も終わり話の中で今日中にヘルメット、グローブ、ブーツを買いに行きたいとの事でいつも行っているバイクパーツショップに行くことになり駐車場より車を引き取り買い物に向かう。

パーツショップに到着、まずはヘルメット、色も、メーカーも一緒、グローブもブーツも一緒

「おまえら、一緒のもので区別付くのか?」

「えっ、区別?兄貴!何年双子やってると思うの?区別なんて、あっでもたまにカナのパンツ間違えて穿いちゃう事があるかなアハハ。」
「なっ、何言ってるの舞は!」
「カナだってあたしの間違えて穿いたり着けたりしてるじゃん!」
「着けたりって!」

おいおい、公衆の面前でなんつう話をしてるん、面白いけど。

「で、この3点、二人分で良いのか、良かったら清算してきな、あっそのときポイントカードも作ってもらうといいぞ」

二人は荷物を抱えレジに向かった、俺はその間店内で陳列物を見ていた。

・・・・・・・・・・・・・遅いな〜・・・・・・・・・・・・・・・・レジに・・・・・・あれいない?・・・・外か?・・・

あれ誰かと話してる、ナンパか!
速攻駆け寄る。

「カナ!マイ!」

二人を背にして相手を見上げるとあれ?

「みのる部長!何やってるんですか」

相手も俺のことを把握して一呼吸置いた後

「おい、洋介、何回言ったら分るんだ、みのるじゃなくみのりだっ!そんな男みたいな名ではない、私は女だっ!」

この人もすんげ〜美人、我が大学の学生でサークルの部長様、名前が漢字だと実と書くもんだからみのる部長と呼ばれている。実際みのりが正解、でも性格が男みたいだからいいんじゃね〜。

「ところで部長は何やってるんですか?駄目ですよナンパは」

「お前というやつは、女が女をナンパするか!このたわけが!ただこの二人が人を探していたので一緒に探していたのだ、それがお前だったとは、・・・・ところでこの二人は?」

あっそうか、特には知らないよな、俺に双子の姉妹がいることを。

「あっ、この二人は俺の妹で双子です、中型免許を取ったので今日バイクと装備品を買い付けに来たんです」
「兄がいつもお世話になっています双子の姉のほうで奏と申しますよろしくお願いします」
「妹の舞で〜すよろしくね、お姉さん」

あっこら舞、部長は下を向いてわなわなしている、この人上下関係うるせんだよな。

あの部長?と言いかけたときガバっと顔を上げた!顔真っ赤、何か嬉しそう。

「か〜わ〜い〜!カナちゃんとマイちゃん、・・・洋介、お持ち帰りOK!」

鼻の穴を広げせっかくの美人がだいなし、何言ってるんだ!まじだよこの人、ヤバヤバ、

「無理!それじゃ部長、先を急ぎますので今日はこの辺で」

二人を車に乗せてその場を立ち去た。
今日はいろいろ有ったけど最後に部長に会ったのはびっくりした、そのうち紹介しようと思っていたのだが今日できてしまった。

「二人とも今日は・・・・ふっ寝てやがる」

ミラー越しに見える2人の寝顔は兄貴が言うのは変態ぽいけど可愛い顔している。

「ん〜あにき」

舞が寝言?

「あにき〜・・・・ぶっとばす」

あ〜だいなし!


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