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作品名:俺とバイクと双子の姉妹 作者:ひとけ ゆう

第16回   16
あの短い江ノ島までのツーリングから何日かたった、俺も大学生なのでしっかり大学には行っている、そんなある日、ミノリ部長が俺のところに来て(明日から2週間ほど消えるから)消える?何かあったのだろうかとおもったが、まあ後から聞いた話だが、教育実習でどこかの高校で実習をするらしい、もともと部長は文学部で学校の先生になるために教職の課程をとっていたみたいだ。
あ、そうそう、江ノ島ツーリングから帰ってガレージにバイク置いたら2台ともいないんだよ、あれ?と思い表の店側に行ってみたら店の前で親父もお袋もいて、そしてカナもマイもいてバイクを並べて店先でなにやら話していた、カナもマイも先に店前にきてなにやら準備をしていたんだよな。
三脚とデジカメをセットしていて俺を待っていたみたいだ。

「兄貴、駄目だよ!バイク持ってきて真ん中に置いて!」

「兄さん、みんなで写真撮るんで」

そうか、奏、舞の初ツーリング無事帰宅記念、とま〜こんなところですかね、と、俺も舞に言われたとうりにバイクをガレージから出してきて二人のバイクの真ん中に置いた。
両親、双子の妹、そして俺、店先でバイクも一緒に記念写真を撮った、俺自身こんなイベント初めてのことで、と、言うか家族でのこういった写真を撮ったこと自体初めてだったのでは無いのだろうか、良い記念になった、それは家族全員思ったことであろう。
そんなこんなしているうちに近所の人が集まってきた、祭日とあってオッサン連中の多いいこと、目当ては当然、奏と舞で年甲斐も無く写真を撮りまくっていて中には二人と一緒に写真のなかに
収まって撮っているやつもいた、でも二人とも嫌な顔一つ見せずに笑顔で対応していた、そりゃ〜俺が自慢する程ではないが、頭脳明晰、容姿端麗、スタイル抜群、ほん〜と、俺となんか比べものにならないすごい双子の姉妹なのだ!だから俺は双子の妹を変な意味ではなく大切に思っている。
でも、おわらね〜な撮影会、もう夕方ですよ皆様方・・・て?・・あれ?・・!何か見覚えのある人が撮影会にまぎれている、お母さん、あ、貴女もですか、そう、撮影会にまぎれて母さんも撮られている、
そりゃ〜知る人ぞ知る女優様ですから、あ〜あ〜二人に混じって三人でポーズとって。

「どうでもいいから腹減った〜!」 親父と二人で様子を眺めて呟いていた、だんだん人も引いてきた。
そしたら奏が俺に、

「兄さん、今度は三人で写ろ」

俺を真ん中に右に奏、左に舞で一枚写真を撮った、この写真も兄妹三人で最近撮ったものでは新しいものだろう

「兄貴、今日はありがとね、」
「兄さん、ありがとう、」

「な、なんだ二人ともあらたまって、俺は大した事はしてないぞ」

「だって今日は楽しかったもん、短いツーリングといえどもなかなか中味のある楽しいツーリングだったし、ご飯も美味しかったし」

と舞が本日の感想を述べて、続いて舞も

「見聞が広がったのが非常に勉強になりました、舞も私もツーリングに行くことが本当に楽しみになったのでまたお願いしま〜す」

しま〜す、て、本当に楽しかったんだろう、浮かれている奏をみるのはかなり久しい、でも本当に楽しかったのは俺かもしれない。

「喜んでいただけて非常に嬉しいです、また行こうな夏あたりに、それまでに運転に慣れておけよ!でも、あまり慣れてきてもあんまり
過信するなよ、一番危険だからな、いつでも安全運転!それだけかな。」

二人は判ったように

「了解!」
「はい」

と言ってまだ店先にあるバイクを押して裏のガレージに置きに行った、俺ときたら総重量370`のバイクを押していくのは大変なのでエンジンをかけて
ガレージに置きにいった。

なんてことがツーリングから帰ってきてからのエピソードが有った。


今は春、俺自身遊んでいるわけではない学生の本分は勉学に励むこと、でも割と大学生って単位を取ると暇な時間が多く出来てしまう、そうだな、夏前だが
上半期の予定の単位が大体取れてしまう、(夏遊ぶためかなり無理している俺)いろいろ行きたい場所があるからな〜。
なんて考え事をしていたら3年副部長の山形さんが俺に

「村下、夏休みの予定と言ってもまだ先なんだが、予定はあるのか?」

「特には今のところは有りませんが、サークルの定期ツーリングですか8月の?」

「いやいや、そうじゃなく8月の定期ツーリングはまだ決めていないんだ、部長も2週間いないしな、とりあえず7月のサークル活動は自由だからもしお前特に今のところ
予定が入ってなければ俺の実家で収穫のバイトしないかと思ってな、でもいいぞ3食ついてバイト代もしっかり出る、どうだ。」

そうだな、今のバイトの調整しだいだけど、3食付でバイト代が出る、ん〜、オイシイな〜。

「山形さん明日返事でいいですか?」

「ああ、いいぞ、まだ時間も有るし、それじゃ宜しくな」

でも、山形さんの実家てどこなんだろう、特に聞いたことが無かったので、あと収穫て、何を収穫するのかな〜、ん〜聞いておけば良かった。

授業も本日は午前中のみなのでバイト先に向かう、バイト先は居酒屋で昼は普通営業していないが此処はランチもやっているので店は開いている
、今日はシフトを昼からにしてあるので少しランチの時間から外れているがバイトに入ることになっている。
夜は夜でかなりの忙しさだが昼ほど回転率が良くない、まあ〜居酒屋だからね、昼は回転率が良い分行ったり来たりで体力勝負だ!
とま〜こんな感じで割りと自由にシフとが選べるバイトなのだ。
1時から5時までしっかり働き特には今日、遊びに行くことも無く自宅に帰ることになった、でもたまにバイト先の従業員さんたちと夜の繁華街に飲みにと言ってもまだ未成年なので
食べるが専門だけどね。
とにかく本日は家に直帰、早く帰ってとりあえず風呂入りて〜!

いつものようにバイクをガレージに置いて、二人のCB400SBも仲良く並んでおいてある、玄関のどあを開け中に入る。

「ただいま〜」

特に返事が帰っては来ない、珍しいことではなく、店はまだ営業時間でカナとマイもまだ帰宅していない様子だと思っていた。
自分の部屋に行き風呂の準備、あ〜今日は疲れた、風呂行くべ〜。
自分の部屋を出、階段を降りいざ脱衣所に、戸を開け中に、風呂もでかいし、脱衣所も広く造られている、ここで
気が付いてよかった、そう、このままで入ったらお約束になるところだった!なんと二人とまだ帰ってきていないと思っていた
二人が風呂に先に入っていたのだ、やばやば、何か言われる前に退散しよ、そろそろと脱衣所を後にする。

「兄貴、さっき風呂のぞいたでしょ、」

すぐに気が付いたので覗いてはいない!自信ありで否定できる!

「ばか、覗いてねー!お前らが入っているのがすぐに判ったからな」

「ふ〜ん、何で判ったのかな?あっそうか!脱衣所のかごの中に2人分のカワユイ下着が入っていたから、なるほど〜、カナ、また見られちゃった」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

奏は無言で下を向いている、俺的にはこの奏ほうが少々怖い。

「もういい加減にしてくれ〜、それじゃただの変態兄貴だ〜!」


なんて事があり俺の今日の一日が終わった、でも正直なところ、舞が言ってた事はまんざら嘘ではないんだけどね〜。


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