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作品名:俺とバイクと双子の姉妹 作者:ひとけ ゆう

第12回   12
「ほれ、着いたぞ」

舞も部長のCBから降りて駆け寄ってきた、奏も俺のバイクから降りてまずは自分のバイクに駆け寄る、俺もバイクを置き二人のバイクにちかずいた。

「やっぱり、新車はいいよな〜」

正直な気持ちが言葉になって出てきた、いやほら、俺のバイク中古だし、でも特に不満が有るわけではなくただ・・・なんとなく・・・うらやましいと言うか、なんというか。
まあそういうことで二人のバイクはピカピカの新車という訳で妹二人ときたらデレデレ・ニタニタ状態、よっぽど嬉しいみたいだ。

「お〜い、カナ・マイ、二人とも店の中はいるぞ!」

「はーい」二人ハモリながらこたえた。

「やあ〜、お待ちしていましたよ」中に入ると社長が待ていた。

な〜んか、いつもの社長と雰囲気が違うような、そりゃそうだろう、俺の妹さま2名に新車を購入してもらって、また美人ときた!顔が緩まない訳無い!
カナもマイもニコニコしながら社長から説明を受けている、(二人とも社長が勘違いするからほどほどでいいぞ)と言いたいくらい女子高生の色気?をムンムンさせている。

「と、バイクに関しての説明はこんなところで、他になんか有るかな?」

「特にはありません、後で分らない点とか有ったら兄にきいてみます」
「以下同文で〜す!」

中に入っていた実(ミノリ)が社長に、(フラレちゃたね社長、社長には高嶺の花!無理無理!)とかいちゃってるし、あ〜ちなみに部長もここの常連さんです。

「じゃあ、これ車検証です、名前、住所、間違いは無いですか?」

カナもマイも間違いが無いか入念に車検証を覗き込む。

「村下 奏、 神奈川県鎌倉市・・・・・・・・・・・・・」そして舞も「村下 舞、神奈川県・・・・・・・・・・」

そして俺も覗き込み、「大丈夫みたいですね、間違いは無いようです」

「じゃあ、OKという事で納車完了です、で、これからどこかいくの?」

そう!このまま帰るのはもったいない!近場ツーリングでもいくか、その時にみんなで飯を食って、よし!そうするべ〜

「江ノ島まで近ツーリングでもしようかと、何せ二人とも初めてだし少しでもなれさせないと」

「今の時間だとR134号、恐らく混んでるぞ、初めてだときついんじゃないか?」

確かにこの時間のR134号線は混雑している、祭日の湘南はナメてはいけない!地元の人たちは慣れているせいか、祭日には乗用車での外出は極力しないようにしている。
江ノ島までのツーリング初心者には本日厳しいかも、ルートを絞り込めば、でもせっかくの海沿いのツーリング、二人には走らせてやりたい、下り(ここから江ノ島方面)は混んでるから
帰りにR134号を走ればいいか、よしそうしよう!

「カナ・マイとりあえず集合!」

二人が俺のところに来る、子犬のように(なになに、なにして遊ぶの?)てな感じでというのは俺の妄想・・・・・・・・・

「ならしがてらお昼ご飯を食べに江ノ島まで行こうかと思うんだけど、どう?」

カナもマイも迷い無く、(いく〜!)

と、言うわけで二人にとって初ツーリングになった、もちろん実(ミノリ)部長も同行してもらう、ご飯の約束もしているし。

「じゃあ、ルートの説明をします、まずは現地到着までと帰宅までの絶対無事故!安全運転!交通法規厳守!OK」

「はい」舞も「OK,OK]

「行きは、下馬→市役所前→笛田→鎌倉山→腰越→江ノ島、中を通るルート、昼ごはんは江ノ島か腰越でシラス丼でも食べたいと思いますが」

「さんせ〜い」二人そろって、ん、3人でしたミノリ部長もニコニコしながら右手を大きく振りかざしていた。

「はいはい、了解です」

で、江ノ島内を散策、バイクは下の駐車場に駐車して、でも祭日だからな、駄目だったらとりあえずその時考えよう。

「それでは行きましょうか」

二人とも大丈夫か心配だ、でも今のところは心配は要らないようだ、これから走り出したらの方が心配だ。
エンジンを始動、400ccの鼓動を感じつつ温まるまでその場で待機しながらの点検、
こいつらエライ!点検をしっかりしてる!俺なんか・・・・・・・まあ整備はしてるよ。

「それでは出発!」

そして距離は短いが双子の姉妹の初めてのツーリングが始まったのである。


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